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02月22日-議案説明・質疑・委員会付託-04号

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  1. 石巻市議会 2017-02-22
    02月22日-議案説明・質疑・委員会付託-04号


    取得元: 石巻市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-20
    平成29年 第1回 定例会  平成29年石巻市議会第1回定例会会議録(第4号)                                           議事日程第4号  平成29年2月22日(水曜日)午前10時開議 第1 会議録署名議員の指名                                第2 第1号議案石巻市組織条例の一部を改正する条例                    第3 第2号議案石巻市職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び石巻市一般職の任期付職員の採         用及び給与の特例に関する条例の一部を改正する条例             第4 第3号議案石巻市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例    第5 第4号議案石巻市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例          第6 第5号議案石巻市職員の配偶者同行休業に関する条例の一部を改正する条例        第7 第6号議案石巻市市税条例等の一部を改正する条例                   第8 第7号議案石巻市手数料条例の一部を改正する条例                   第9 第8号議案石巻市財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例    第10 第9号議案石巻市立学校設置条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例       第11 第10号議案石巻市立学校設置条例の一部を改正する条例                第12 第11号議案石巻市保育所条例の一部を改正する条例                  第13 第12号議案石巻市老人憩の家条例の一部を改正する条例                第14 第28号議案財産の無償譲渡について                         第15 第13号議案石巻市北上観光物産交流センター条例の一部を改正する条例         第16 第14号議案石巻市営住宅条例の一部を改正する条例                  第17 第29号議案業務委託契約の一部変更について(石巻市復興整備事業半島部防災集団移転促          進事業等の工事施工等に関する一体的業務)                第18 第30号議案業務委託契約の一部変更について(石巻市新門脇地区被災市街地復興土地区画          整理事業)                               第19 第31号議案財産の無償貸付けについて                        第20 第32号議案財産の取得について(防災集団移転促進事業地釜大街道地区移転跡地))  第21 第33号議案財産の取得について((仮称)石巻市営旭町復興住宅)           第22 第34号議案財産の取得について((仮称)石巻市営大橋復興住宅)           第23 第35号議案財産の取得について((仮称)石巻市営水明北第二復興住宅)        第24 第36号議案財産の取得について((仮称)石巻市営新橋復興住宅)           第25 第37号議案財産の取得について((仮称)石巻市営丸井戸復興住宅)          第26 第38号議案財産の取得について((仮称)石巻市営下中埣復興住宅)          第27 第39号議案財産の取得について((仮称)石巻市営中埣復興住宅)           第28 第40号議案財産の取得について((仮称)石巻市営上中埣復興住宅)          第29 第41号議案財産の取得について((仮称)石巻市営二子復興住宅(その1))      第30 第42号議案財産の取得について((仮称)石巻市営大室復興住宅)           第31 第43号議案財産の取得について((仮称)石巻市営小泊復興住宅)           第32 第44号議案工事請負の契約締結について(石巻市総合運動公園整備(その5)工事)   第33 第45号議案工事請負の契約締結について(23年災長面漁港海岸保全施設災害復旧(尾崎          地区)工事)                              第34 第46号議案工事請負の契約締結について(23年災船越漁港災害復旧工事)       第35 第47号議案工事請負の契約締結について(23年災小淵漁港災害復旧工事)       第36 第48号議案工事請負の契約締結について(23年災小網倉漁港ほか災害復旧工事)    第37 第49号議案工事請負の契約締結について(災復3809―1号釜排水路災害復旧工事)  第38 第50号議案工事請負の契約締結について(災復3809―2号釜排水路災害復旧工事)  第39 第51号議案工事請負の契約締結について(新蛇田南地区土地区画整理事業宅地造成(その          4)工事)                               第40 第52号議案工事請負の契約締結について(下釜南部地区土地区画整理事業宅地造成道路築          造(その2)工事)                           第41 第53号議案工事請負契約の一部変更について(石巻市総合運動公園造成(その4)工事) 第42 第54号議案工事請負契約の一部変更について(23年災荒漁港災害復旧ほか整備工事)  第43 第55号議案工事請負契約の一部変更について(23年災泊漁港ほか1漁港災害復旧工事) 第44 第56号議案工事請負契約の一部変更について(23年災給分漁港ほか海岸保全施設災害復          旧工事)                                第45 第57号議案工事請負契約の一部変更について(新蛇田南地区汚水管渠築造(その2)工事) 第46 第58号議案工事請負契約の一部変更について(下釜第一地区土地区画整理事業汚水管渠築          造工事)                                第47 第59号議案工事請負契約の一部変更について(災復26―2号東3処理分区汚水管渠(2          工区)災害復旧工事)                          第48 第60号議案市道路線の認定について                         第49 第61号議案市道路線の廃止について                         第50 第62号議案市道路線の変更について                         散 会                                          本日の会議に付した事件 議事日程のとおり                                          出席議員(29名)   1番  黒  須  光  男  議員    2番  髙  橋  憲  悦  議員   3番  楯  石  光  弘  議員    4番  首  藤  博  敏  議員   5番  千  葉  眞  良  議員    6番  丹  野     清  議員   7番  奥  山  浩  幸  議員    8番  阿  部  利  基  議員   9番  阿  部  正  春  議員   10番  遠  藤  宏  昭  議員  11番  大  森  秀  一  議員   12番  櫻  田  誠  子  議員  13番  渡  辺  拓  朗  議員   14番  山  口  荘 一 郎  議員  15番  水  澤  冨 士 江  議員   17番  阿  部  正  敏  議員  18番  近  藤     孝  議員   19番  木  村  忠  良  議員  20番  阿  部  久  一  議員   21番  安  倍  太  郎  議員  22番  阿  部  欽 一 郎  議員   23番  森  山  行  輝  議員  24番  伊  藤  啓  二  議員   25番  髙  橋  栄  一  議員  26番  青  山  久  栄  議員   27番  庄  司  慈  明  議員  28番  西  條  正  昭  議員   29番  後  藤  兼  位  議員  30番  千  田  直  人  議員欠席議員(なし)欠  員(1名)                                          説明のため出席した者  亀 山   紘  市     長        菅 原 秀 幸  副  市  長  佐 藤 茂 宗  復興担当審議監        阪 井 聡 至  復興担当審議監  境   直 彦  教  育  長        堀 内 賢 市  復 興 政策部長  和 泉 博 章  総 務 部 長        久 保 智 光  財 務 部 長  近 江 恵 一  復 興 事業部長        鈴 木 瑞 彦  河北総合支所長  佐々木 正 文  雄勝総合支所長        細 目 恵 寿  河南総合支所長  菅 原   満  桃生総合支所長        武 山 泰 徳  北上総合支所長  大 窪 信 宏  牡鹿総合支所長        福 田 寿 幸  生活環境部次長  畠 山 早 苗  健 康 部 長        庄 司 勝 彦  福 祉 部 長  斎 藤 一 夫  産 業 部 長        木 村 芳 夫  建 設 部 長  及 川 伸 一  会 計 管 理 者        阿 部 雅 幸  病院局事務部長  草 刈 敏 雄  教 育 委 員 会           事 務 局 長                                          事務局職員出席者  近 藤 順 一  事 務 局 長        菅 野 拓 弥  事 務 局 次 長  佐々木 直 樹  事 務 局長補佐        吉 田 秀 樹  主     幹  星   貴 幸  主     査        川 田 秀一郎  主     査  今 野 真 一  主 任 主 事 △午前10時開議 ○議長(丹野清議員) ただいまから本日の会議を開きます。欠席通告議員はありません。 なお、本日、今野生活環境部長は家族の手術のため欠席の申し出があり、所管の説明は福田生活環境部次長が行うことといたします。 本日の議事は、日程第4号をもって進めます。 △日程第1 会議録署名議員の指名 ○議長(丹野清議員) 日程第1会議録署名議員の指名を行います。本日の会議録署名議員に15番水澤冨士江議員、17番阿部正敏議員、18番近藤孝議員、以上3議員を指名いたします。 △諸般の報告 ○議長(丹野清議員) この際、諸般の報告を行います。 市長から平成29年石巻市議会第1回定例会議案書等(追加)の訂正の申し出があり、お手元に配付いたしておりますので、御訂正をお願いいたします。 以上で諸般の報告を終わります。 △日程第2 第1号議案石巻市組織条例の一部を改正する条例 ○議長(丹野清議員) 次に、日程第2第1号議案石巻市組織条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について財務部長から説明を求めます。財務部長。 ◎久保智光財務部長 ただいま上程されました第1号議案石巻市組織条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、震災復興基本計画に掲げる再生期から発展期に向け、事業の進捗状況に応じ、復興事業のさらなる加速と復興後の地域発展を推進するため、組織体制の見直しを行うものであります。 以下、改正内容について御説明いたしますので、表紙番号1の1ページ、あわせて表紙番号4、条例の一部改正新旧対照表の1ページから2ページまでをごらん願います。 初めに、第2条は部の設置について規定しておりますが、部の再編を行い、現行の9部1局体制から10部1局体制とするものであります。内容といたしましては、雄勝地区、北上地区及び牡鹿地区のさらなる拠点事業を推進するため半島復興事業部を設置し、組織の体制強化及び関連事業の集約による調整機能強化を図るものであります。 なお、部の再編に伴い、課及び所掌事務などの見直しにつきましては、今後調整を行うこととしております。 次に、第3条は部等の任務について規定しておりますが、部の再編に伴い、任務の見直しを行うものであります。 次に、附則でありますが、本条例の施行期日を平成29年4月1日とするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。2番。 ◆2番(髙橋憲悦議員) 半島部復興につきましては、この部設置条例、私も全く同感ですし、ましてや遅過ぎるなと思うわけでありますが、しかしながらこの組織体制に関する事項は市長の専権事項であります。4月には市長選挙も控えております。ですから、この条例は予算と同じように骨格予算で臨むように、市長選挙の結果後に、またかじ取りする市長が決まってから組織をこうすると、そうすべきだと私は思いますが、今回この提案に至った経緯と市長選挙に絡んだ議案の取り扱い方について、総務部長と市長の見解をお尋ねします。 ◎和泉博章総務部長 お答えいたします。 今回の条例提案につきましては、先ほど財務部長から申し上げました提案理由でございますが、復旧、復興をやはりおくらせてはいけないと、特に半島拠点についてはおくれが指摘されておりますので、それをいかに迅速に行うかということで、今回この4月の市長選挙はございますけれども、第1回定例会の冒頭のほうに組織条例の改正を提案させていただいたところでございます。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 議員御指摘のように半島部のまちづくりの復旧、復興は、一日も早く進めることが必要だというふうに思っております。御指摘のように市長選挙が確かにありますけれども、市長選挙のあるなしにかかわらず、これは半島部の復旧、復興、特に拠点整備事業、あるいは低平地整備事業については一日も早く進めていくことが必要だということで、今回当初から提案をさせていただきました。よろしく御理解いただきたいと思います。 ◆2番(髙橋憲悦議員) この条例は4月1日から行うということになっておりますが、普通の人事の幹部の部長級の内示は、ほとんど1月中に行って、新しい年度からはこの人たちに頑張ってもらうという内示が行われておりました。平成27年には1月30日、平成28年には1月29日と。ただし、聞くところによりますと、今回はまだやられていないと。多分これ執行の日が4月1日なものですから、3月ぎりぎりまで内示できないのかなというふうな思いもあります。しかしながら、先ほど申し上げましたとおり、これまでもずっと復興はやってきましたが、遅過ぎるというふうに思っています。ですから、この条例がなければ、もっともっと遅くなるのか、それともある程度新しい市長になってからこの組織は決めるものの、条例がなくても半島部の復興は加速するというふうな心構えがあれば、ただ名前がこの条例を出しましたと。ちょっと気になったのは、市長選挙のパンフレット、市中に出回っていますが、当然半島部の復興について触れられております。ただし、先週、ある立候補する予定の事務所開きした方も半島部出身です。ですから、同じ土俵に乗るというか、仁義といいますか、市長選挙を見据えた中のルール、そして我々議員がこの条例にイエス、ノーを出すわけですから、出すタイミングが物すごく悪過ぎると私は思います。再度総務部長と市長の見解を伺います。 ◎和泉博章総務部長 お答えいたします。 私の考えとしては、先ほども答弁させていただいたとおり、復旧、復興事業を進めるために必要な議案ということで提出させていただきましたので、御理解をいただきたいと思います。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 この組織条例の一部を改正する条例が議会で議決されないと、人事というのは進めるということができませんので、これは市長選挙というものがありますけれども、首長がかわる、かわらないにかかわらず、これは半島部の復旧、復興は加速していかなければならないというふうに思っておりますので、手続上の問題はあるにしても御理解をいただきたいというふうに考えております。 ◎久保智光財務部長 恐れ入ります。所掌している部長なものですから、一言経緯を発言させていただきます。これまでも復興に関する部の再編等は、復興事業の進捗に合わせ、何度も毎年のように行ってきております。今回も私が赴任した当初、4月から復興事業部等と調整をいたしまして、進捗状況の確認とヒアリング等を重ねてまいりました。その中で、我々の中でも当然半島事業の体制強化ということが課題になっており、関係部と調整しながら今回の提案に至っているということでございますので、よろしくお願いいたします。 ◆2番(髙橋憲悦議員) 再度市長にお尋ねしますが、これはこの条例あってもなくても、とにかく半島部の復興は目に見えておくれていると、一生懸命やらなければならないのだと、それはどの市長立候補予定者も同じだと思います。ただし、これをやることによりまして、今の市長の手柄になるといいますか、そういうものをやってはいけないのです。なぜならば、市長が前回当選したときにマニフェスト推進室をつくりました。つまり自分が当選した後にマニフェスト推進室をつくる、その条例を上程するようなものなのです。ですから、半島部の復興にかける思いは私も市長も同じです。しかしながら、こういう組織、それはやっぱり選挙戦を控えていますので、タイミングが悪過ぎると。せっかく12月の議会のほうでも表明しました、半島部に力を入れると。私たちも同じです。ですから、タイミングの問題が物すごく悪過ぎますし、ほかに市長になろう、石巻市を変えようという候補もおります。そういう人たちと同じラインに立って条例を出すべきだと思います。ですから、ずっと前回調べました。市長選挙を控えた第1回定例会で、このような組織を変更するような条例を出したのは、ちょっと調べたところありません。なぜならば、市長の専権事項だからであります。 再度市長に伺います。この条例については、私は反対ではないのですけれども、タイミング的にはまずいと思います。いかがですか。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 市民の負託を受けて市政を担っている者として、今やるべきことはやるということが必要だというふうに思っておりますので、私としてはこの条例の提案について、そういうバランスを欠いているというような感覚は持っておりません。とにかくおくれている原因もいろいろございますけれども、県事業との、あるいは国の事業との調整を担いながら、やはり加速していかなければならないというふうに思っておりますので、今首長がかわる、かわらないにかかわらず、やるべきことはやっていくということが復旧、復興を加速していく上で必要だというふうに考えております。
    ◆1番(黒須光男議員) 髙橋議員がるるお話をされまして、やりとりを聞いていました。市長、新しい酒は新しい革袋で飲むという言葉があります。市長は、基本的には今回の当初予算は骨格予算だと言っている。そして、新しい市長が誕生して肉づけをしていただくという、そういう予算だと言っている。ところが、ちょっとそういう言葉と裏腹な予算編成であり、今回のまた組織編成はまさにそのとおりだなというふうに私は思います。まさに髙橋議員が指摘したとおり、市長の答弁を聞いても私はむなしさを感じるだけです。 半島の方々は何と言っていますか。私も半島を一軒ずつ歩いているのです。こんな小手先で、4月1日で、選挙は16日から始まるのです。23日投票です。そういう時期が悪いと申しましょうか、それどころでない、政治家のモラルだな、これは。政治家のモラルが甚だ劣っていると言わざるを得ないのです。しかも、私は市役所の職員といろいろ話をしてまいりました。こういうことも、この提案についてもいろいろ話をしました。そうしたら会議の中で、これ市長、この組織編成というのは今までの市の取り組みがまずかったという証明になるのではないかという発言された方もいるということを聞いています、内部告発ですが。あなたの失政ですよ、これ。失政がこのような手段を選ばせているのです。もう少し政治家ならば、8年間やってきたわけですから、政治家なら政治家らしく配慮して、骨格予算であるという主張をするのであれば、新しい取り組みも控えて新しい市長に任せるべきです。あなたが当選すればやっていいです。そういうことなのです、あなた。あと半月です、半月。ということです。 ちょっとその中でお尋ねしますけれども、この部をつくりました、4月1日から部長が決まります。あとの課長とかの体制はいつできるのですか。それはすぐやってしまうのですか、体制もつくって。そういうものは、やっぱり新しい革袋で飲むという格言もありますけれども、そういう方々にきちっとお任せをして、こういう政治家はもう必要ないな。もう少し政治家の原点を、足元を見詰めていただきたい。そして、どういう課をつくるのか、どういう人材で配置するのか、まずお尋ねします。 ◎久保智光財務部長 お答えいたします。 現在復興事業部の半島拠点整備室及び産業部の漁業集落整備課で行っている業務について、集約化して実施する予定としております。具体的には雄勝、北上及び牡鹿地区の半島拠点整備事業の基盤や施設の整備に係る事業総括とあわせ、漁業集落防災機能強化事業に関することを所掌事務とする予定でございます。 課に関しては、先ほど申し上げました半島拠点整備室を課に格上げし、あと漁業集落整備課とあわせた当面2課体制ということを今予定している状況でございます。人員に関しては、同規模というふうなレベルを考えております。(1番黒須光男議員「職員から異論がなかったのかどうか」と呼ぶ)関係各課、各部協議しながら、集約した形で提案させていただいております。 ◆1番(黒須光男議員) 2課体制でやるということです。今までやってきたのです、これ。そして、計画も大体終わったの。あとは実行に移すだけです、半島の復興というのは。ですから、きょうここにいる、本来でしたら北上とか河北とか、あと牡鹿とか、こういう総合支所長たちは議会に出ないで現地で頑張るべきなのです。委員会にも出なくてはならない、議会にも出なくてはならない、皆拘束されるのです。議会対策でへとへとになっている。私は、やり方、手法はたくさんあると思うのです。総合支所長は議会に出なくてもいいとか、もう少しそういう考え方ができなかったのかどうか。やり方によって権限を与える、そして議会に出なくてもいいから現場優先でやると。そして、各総合支所にこちらから派遣して、専門の本庁とやりとりできる技術者を派遣すれば私は加速すると思います。そんな考えはなかったのですか。そういうことなのです。各総合支所長は、議会に出なくていい、本会議にも出なくていい、あるいは委員会に出なくてもいい、現場主義でやってくれ。そして、そのパイプ役として1人、1人、1人を誰か派遣すれば私は十分だという声も内部から聞こえてきます。そういう議論はなされなかったのですか。 ◎久保智光財務部長 お答えいたします。 今回体制強化をさまざま検討した経緯の中で、やはり現場機能の強化という部分も当然議論になりました。問題は、今3総合支所、それぞれその近くに、要はこの近くにこの部署を置くのかという議論もございましたが、今一体業務として発注しておりますCMRとか、その業務の統括をコントロールしなければいけないと。あと現場の機能の強化ということでは、総合支所の役割が大変重要なのは議員おっしゃるとおりでございます。そういう意味で、さまざまな事業間調整を集約して体制強化するのが一番効果的だという結論に至った御提案でございますので、よろしくお願いいたします。 ◎菅原秀幸副市長 私のほうから、今回この半島復興事業部をつくるということで、庁内議論の内容をちょっと説明させていただきたいと思います。 これまで、なぜ半島部がこのように復興がおくれてきたのかというふうな原因を庁内的には皆さんで議論をしたと。そういう中で、専門的な技術部門の国、あるいは県、そういったところと事業間調整がおくれてきたというふうなところが非常に大きな原因だというふうに判断をしたわけでございます。したがいまして、簡単に事務屋が半島復興事業部の部長をやればいいということではなくて、技術的な専門家がその辺の事業間調整、管理CMRあるいは施工CMR等も入れてその調整をしないと、なかなか進みにくいのかなというふうな判断に基づいて、この4月からそういうふうなことにしようというふうな考え方が出てきたわけでございます。 先ほど来議論のある、選挙がどうのこうのという話がございましたけれども、通常の場合と違って復興です。ですから、復興というふうな意味からすれば、地域に住む方々に一日も早い行政サービス等の提供が必要とされるわけでございますので、その辺は早く進めようというふうな考え方でございましたので、御理解をいただきたいというふうに思います。 ◆1番(黒須光男議員) 3回目になりますけれども、選挙間近の市長の政治モラルだな、これは。半島方面を一軒ずつ歩きましたか、市長。そして、その部を新設してくれと言われたのですか。私のほうは、全部歩いていますから、全戸。全戸、そして聞いて歩いていますから、いろいろどういうことが足りないか。あなたの批判だらけです。ですから、こういうことに切りかえたのかなと私は思います。そんな小手先では、私は済まないな。むしろこの部の提案はマイナスだ、あなたの政治的な。そういう見え透いた手法で半島の住民はごまかされないです。もうすっかり固まっています、半島は。何言っているの。そういうことなのです。 ですから、もう少し本当の政治家として、4月16日から選挙戦スタートなのです。16日前にこういう組織つくって、課をつくって設置して何になるのですか。当然新しい市長、これ覆すでしょう。あなたが受かればそのとおりですが、新しい市長が誕生、これは全部覆されます、こんなこと。そういうこと、邪道をやってはだめなのです。改めて市長、この撤回をすべきだと、そういう政治モラルの問題で。あなたの政治モラルは最低。半島のほとんどの皆さんがそういう話です。いかがですか、撤回していただけませんか。もう一度、ひとつ変更していただけないかどうか。これは当たり前の話だ、公平な選挙をやるためには当たり前です。いかがですか。 ◎亀山紘市長 半島部の復旧、復興事業をより一層加速するために今回条例を提案させていただきましたので、それを撤回するということはございません。政治モラルというふうな考えで抗議されているわけですけれども、私はそれは骨格予算ということは、あくまでも今は震災復興事業を中心にということで、それと考え方は同じで、半島部の。これは、半島部のおくれが市だけの問題ではなくて、いろんな事業間の調整がございます。そういったさまざまなこれから調整をしながら、総合支所と一体となって取り組んでいくことが必要ですので、何としても条例に賛成をいただいて、半島部の復旧、復興を一層加速化していきたいというふうに考えておりますので、何とか御理解をいただきたいというふうに思います。 ◆8番(阿部利基議員) るる議論が重なっておりますが、ちょっと私からも確認させてください。 この部課なりは、私も思いは一緒なのですけれども、1つ、今ほど議論になりました総合支所との絡みが自分はあるのではないかなとちょっと思います。拠点整備あるいは基盤整備と、条例のほうと議会運営委員会の資料とで改正理由が、議会運営委員会の資料のほうは拠点整備とあって、条例のほうは基盤整備とあります。自分は、両方とも総合してインフラを含めたまちづくりというふうに解釈していますけれども、その際、主導的にポジショニングをとって自分たちの地方の拠点なり整備をするのは、総合支所が主体になるべきではないかなと感じるところなのですが、そのあたりの整合性をどのように庁内会議なりで捉えていらっしゃるのかをまず1点お聞きしたいのと、今ほどで議論になった際、2課が部になるということでお伺いしました。その際、人件費等も当然部長級が1人つくわけですから上がるのではないかなと推察しますが、その認識でよろしいのか、まず2点確認させてください。 ◎久保智光財務部長 先ほどちょっと人員の体制の中で説明が不足しておりましたので、同規模の人員体制と申しましたが、現在半島拠点整備室は兼務の職員が5名ほどおります。ここを専任化することによる体制強化の上での同規模程度というふうに考えておりますので、よろしくお願いします。 総合支所の体制の役割分担ということでございますが、自分のまちを、自分のエリアをどうつくるのかという部分では、主体的に総合支所のイニシアチブが当然必要になっております。問題は、そこの技術的な調整とか、あとはいわゆる事業間調整、そこは集約的にやったほうがいいだろうというふうに考えております。もちろん地元の合意形成も総合支所の役割でございますので、そういったものに関しては当然主体的にかかわっていただくような形になろうと思います。 あと部ですので部長級を配置しまして、当然対外的な調整もございます。県との絡みもございます。そういったものがやはり効率的に、本当に特化したプロジェクトの部でございますので、ここで進行管理をしながら加速させていくというふうな状況と考えておりますので、よろしくお願いいたします。 ◆8番(阿部利基議員) そういった中でなのですけれども、まず各総合支所には自分ちょっとお聞きしたい部分があって、そもそも部の新設に関してはどうお感じなのか。今ほど財務部長おっしゃられたとおり、恐らく自分たちでまちづくりをしたいのではないかというのは総合支所、歴代の総合支所長も思っていらっしゃったと自分は思いますし、実際会話している中でそういう節を感じました。 そうした中、復興の事業ということで法律等、あるいは予算の絡みもありまして、思いどおりにできない部分というのは必ずあったのだと思います。改めてこうして本庁のほうのある意味意向に従って、技術的な部分でキャップを決められて物事が進んでいくと、自分としてはすごくやりづらくなるのではないかなと思うところがありますので、ちょっとその点を各総合支所からお聞きしたいなと。北上と半島、お二人にお聞きしたいのがまず1点。 その上で、今ほどは部長級を1人つけられるということです。今選挙戦の話もるる出ましたけれども、今般の選挙戦初め、市民の皆さんが一番心配しているのは市の財政でございます。そうしたときに人件費というのは、会社であろうが、あるいは公務員であろうが、一番食うところでありまして、これをいかに削減するかというのが、今、日本全国で行われている行政改革の議論の本筋でございます。そうした中、1人部長級をふやすというのは、ある意味でその流れに逆行する形でありますし、それで果たしていいのかという議論が庁内であったのかどうか。そして、またこの部というのは半島の復興が終わった段階で消滅する部であるべきです。そうしたときに、上程者である市長にお伺いしたいのは、何年をめどにこの部の消滅を考えていらっしゃるのか。そのローリングも含めまして、市長のお考えをちょっとお聞かせいただきたいと思います。事業の終結とともに終わるのか、あるいはそもそものまちづくりとして政策的な部分をずっとやっていくのか、そういったところをお伺いしたいと思います。 ◎久保智光財務部長 財政負担の話が出ましたので、私のほうからその点についてお答えさせていただきます。あと組織を何年ぐらい設置するのかと、あと全体的な今後の組織の改編につながるようなお話だと思いますので、その点について私のほうから答弁させていただきます。 財政負担、当然部長職ですので、管理職がふえますので、そういった分に関する財政負担は当然ございます。ただ、そういった分に関しての議論は、庁内ではちょっとなかったです、正直に申し上げます。ただ、復興事業を最優先に進めるということで、これまでも震災前は、たしか7部1局体制から3部をふやしたという状況でございます。派遣職員等、震災復興特別交付税でさまざまな財源措置もあります。予算の関係ですと、あした説明いたしますが、確かに増嵩、増額になっておりますが、そういったさまざまな財源措置がございますので、そういった分に関しては、正直部長職の人件費ということに関しては、当然今回は話題には出ませんでした。 ただ、将来的な分に関しては組織の再編、あと部の何年設置かというふうな部分に関しては、議員おっしゃるとおりプロジェクトと先ほど申しましたが、基盤の整備と、あと漁業集落、低平地の部分、いわゆるインフラのルールがないことには、あとその上に建つ箱物、いわゆる公共施設、これを目に見える形にしないことには、今人口減少が続いている半島の部分に関して目に見えた復興は見据えられないのではないかという部分がございます。そういったものが一定程度ついた部分に関しては、部の再編というような形、復興事業全般にわたりますが、進捗に基づいて、今10部体制ですから、震災前の部の数より3部多くなっておりますので、そういった再編は当然議論になってくるかと思います。 ◎武山泰徳北上総合支所長 それでは、北上総合支所につきましてお答えしたいと思います。 先ほど財務部長の答弁の中にもございましたけれども、総合支所に関しましては総合支所が主体的に計画を進めて、その中で本庁との協議を経ながら事業を進めていきたいというふうに今は考えております。当然先ほどもお話の中にもありましたが、技術的なこと、それから各事業間の調整につきましては本庁と、当然総合支所も中に入りまして、これから早急な事業展開を進めていきたいというふうに総合支所としては考えております。 ◎大窪信宏牡鹿総合支所長 ただいま北上総合支所長が申し上げましたことと重複いたしますが、住民の合意形成につきましては総合支所の重要な役割だというふうに考えております。今回部を設置するということの内容の、多くの事業間調整が必要だということの技術的な部門につきましては、今回重点配置をするという部のほうに期待するというものでありまして、これが復興に大きく推進力になるというふうに考えておりますので、期待はしております。 ◎佐々木正文雄勝総合支所長 私どものほうも今北上、牡鹿の総合支所長からお話ありましたように、総合支所としてのまとめ方は同じでございます。この部の設置でどういう思いを持っているかといいますと、正直言いまして非常に期待していますというのが正直な気持ちです。というのは、どういう部分でかといいますと、総合支所間のまとめ方については当然総合支所が中心になってやるものと思っておりますが、事業手法や予算的な交渉、こういうものについては総合支所にいるだけではとてもできない部分がございますので、そういうところから考えますと総合支所に個別に置いてもらいたいくらいなのですが、それはちょっと人員的にも財政的にも無理があるということでございますので、そこを一元的に本庁のほうで捉えて置いていただいて進めていただけるということであれば、まさに復興は加速したやり方ができるのではないかというふうに思ってございます。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 何年を考えるかということなのですが、今の拠点整備事業で言えば3地域の拠点整備事業ですけれども、予定としては平成31年9月ごろまでには完成させたいという目標ですけれども、時間がかかっているというところからすれば、さらに一日でも短縮していくということが必要だというふうに思っております。そういうことですので、予定としては平成32年度の復興基本計画の最終年度までに事業を進めていくということが必要だというふうに思っております。 ◆8番(阿部利基議員) るるわかりました。自分がこういった議論をするときに一番よく思うのですけれども、部を設置することによって人口減がとまるというような表現が多々出てくるのですが、市長の所信表明でも自分は同じことを思ったのですけれども、前から私が言っているとおり人口増に持っていくぐらいの勢いではないと何のために事業をやっているのだという話に自分はなるのだと思います。そういってこれ防ぐとか、あるいはとめるといった概念でやっていると、結局人口は減ってしまうのが日本全国各地で見られる現象ですので、その点は各総合支所の支所長も、あるいは今壇上にいる技術者の皆様も、この復興というのは何なのだろうというのをもう一回考えていただいた上で事業を回さないと、震災前に戻すとか、シャッター街だった石巻市に戻すとか、そういった話で多分我々は議場にいるのではないと思いますので、重々に言葉であるとかは気をつけて上程していただきたいなというのが自分の思いです。 今財務部長がおっしゃったのは、庁内の議論がなかったというのは、ちょっと自分は意外でした、実は。そもそも我々は、この予算なり、あるいは将来像を設計するためにここにいるのだと自分は思っているのですけれども、その際に繰り返しになりますけれども、日本全国各地で行政改革というのはやらざるを得ぬし、やらないと今後の10年、20年、市がもたないぞという議論があちこちであるわけです。その際に、もちろん国の交付なり、あるいは県の補助なりで回していけるというのはわかるのですけれども、その分のお金というのは別に使えるのではないかという発想の転換をしてあげたり、もちろんひもついてきているのはわかるのですけれども、交渉するなりという概念がないと、では結局国と県の言うがままのまちづくりしかできないでしょうと私は思うのです。そうしたときに、せめてこの部を新設するに当たって人件費が幾らかかって、どの程度の負担になるのか。結末がここまで持ってきているから、この分まで国に頼ろう。ただ、こっちはもしかすると別な使い方ができるのではないよねというような大胆な庁内議論をぜひ自分はやっていただきたいと思います。ではないと、結局のところ半島は復興しましたと、だけれども人口減はとまらず、何のためにこの部を新設したのかわからないという結末に自分はなるのではないかなと思っています。各総合支所長は、すごく期待しているということだったので、ぜひいい形でこれを終わらせていただければなと思うのですが、もう一回、市長にその辺の今の復興のあり方についてお考えをお聞かせいただければと思います。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 今回の東日本大震災で半島部は壊滅的な被害を受けました。将来を見据えた場合に人口減少が進んでおります。さらに、過疎化が進み、そして限界集落が出てくるという状況に追い込まれているという現状は認識いたしておりますけれども、国はとにかく震災からの復旧、復興ということで、石巻地域の場合には46地区、65団地の防災集団移転促進事業を認めていただきました。今後それによって再生した集落を持続可能な集落に持っていくことが、今後の20年後、30年後を見据えた上では絶対必要だというふうに思っております。これは、そのためにも震災後、すぐに地域包括ケアシステムを立ち上げさせていただきました。どこに住んでいても、とにかく安全、安心で医療体制がとれるような、そして住み続けたい人がそこで希望をかなえられるような社会をつくっていくということが必要だというふうに思っております。これは、言葉では簡単でも非常に難しいことだというふうに思っております。 ただ、震災からの復旧、復興をなし遂げた上で、さらに次の時代を見据えた政策を打ち出すことによって持続可能な集落をつくっていくということが、私としては政治、新しい取り組みが必要だなというふうに考えております。これは行政も、そして議会とも一体となって、将来の石巻をどうするのかということは議論して、そしてまちづくりを丁寧に。やはりまちづくりの基本は、そこに住んでいる人たちの取り組みだというふうに思っておりますので、これまでと同様に各地域で発展しているまちづくり協議会との連携をさらに強めて進めていきたいというふうに考えております。 ◆28番(西條正昭議員) 縦割り行政、よく復興の弊害になっている四字熟語のようなものがあります。今回9部あったのをふやして10部にして復興をなし遂げるという提案がされました。まさに市長、この6年間、復興に携わってきて、防災集団移転のほうはほぼ終わり、振り返ってみれば沿岸部がまるっきりおくれているということで、余りにも格差があるということで、新しい部を新設していただくことは、我々沿岸部に住んでいる者として大変心強いものを持っております。そして、これを進めていくのであれば、今答弁いたしました総合支所長3人の中で、1人が半島部、あとの2人は沿岸部であります。拠点3地区のうち2地区が沿岸部、そして漁業集落防災機能強化事業、これは4地区あります。しかし、半島は1つ、あと3地区は沿岸ということで、せっかく復興をなし遂げるということでございますので、もう少し掘り下げて、半島復興事業部ではなく沿岸復興事業部、もしくは半島沿岸復興事業部という名前にするべきではないのかなと感じております。ただ単に復興事業部にあった2課を部をふやすということではいかがかなと思いますが、その辺を伺います。 ◎久保智光財務部長 お答えいたします。 部の名前については、半島、半島ということで、沿岸部を決してないがしろにしているわけではございませんので、半島沿岸部の復興というのが大事だという意味を込めている部分なので、半島という中には沿岸部も当然入っているというふうに御理解いただきたいと思います。 あと当面2課体制で、今現状の部分でまずはスタートさせていただきたいなと。先ほど申しましたようにさまざまな調整機能、マネジメント機能ということがございますので、進捗により現在各セクションで施設等の計画も持っております。それを調整しながら、半島の例えば低平地の問題もどのように利活用を考えていくのかとか、そういった部分に関しても今後進めていく中で検討していきたいと思いますので、まずは2課でスタートさせていただければと今考えている次第でございます。 ◆28番(西條正昭議員) 半島部と沿岸部、この性質そのものが違うということを財務部長は認識しておりますか。行政がせっかく活字で打ち出すのであれば、やっぱりお茶飲み話の言葉でなく、行政らしくはっきりと示すべきと思いますが、いかがですか。 ◎久保智光財務部長 やはり日本語は難しいですね。いろんな意味を込めておりますが、先ほど申しましたように今復興事業部という半島、沿岸部も、確かに事業性格は違います。北上は北上の諸課題がありますでしょうし、牡鹿、あと雄勝等、事業の中身、つくる施設等もいろいろございます。そういったものをまとめて総合的にマネジメントしていくという役割を持たせておりますので、沿岸部も当然3地区という、3拠点地区ということの今やっている部署名の中で意味合いを込めておりますので、御理解賜りたいと思います。 ◆28番(西條正昭議員) 答弁になっておりません。私が聞いているのは、半島部と沿岸部そのものの性質が違うということです。各地区の諸課題はあります。それを答えていただけませんか。 ◎久保智光財務部長 その3拠点ごとに先ほど申しましたが、性格とか諸課題とか地域の発展、まちづくりの部分が違うというふうなことは認識している次第でございますが、決して沿岸部をとか、その3地区の部分を、その分も含めたという形の意味合いであります。半島、北上に関して低平地の問題、あと今いろんな形で、確かに行政です。公平にやらなければいけない分もございますので、そういった意味では統一的な政策を打つ分もございますが、総合支所と協議しながら、そこは今取り組んでいるというふうには認識しております。そういった意味では、半島拠点整備室という部分から半島拠点というところをとって半島復興事業部というふうにしておりますので、御理解賜りたいと思います。(28番西條正昭議員「議長、俺は半島部と沿岸部は性質がまるっきり違うということをわかっているのかと聞いているんだけども、答弁になっていないぞ」と呼ぶ) ○議長(丹野清議員) その件につきましては、今財務部長がはっきりどうこうと言わなかったということなので、もう一度その辺、答弁お願いしたいと思います。 ◎久保智光財務部長 議員おっしゃるとおり性質の違いまで私が全部知っているかといえば、確かに全体の細かいところまでは把握していない分があって、答弁が足りなかった部分は陳謝いたします。私なりに北上町、要は牡鹿町、あと雄勝町の時代の経緯から……(28番西條正昭議員「河北町は、河北町」と呼ぶ)失礼しました、河北町のほうも長面の部分もございます。そういった沿岸部の部分も含めまして対応するというふうな形でございます。それぞれ土地柄、漁業が中心とか、あと農業の部分の耕作をやっているとか、第1次産業の部分の違う認識は持っているつもりでございます。よろしくお願いいたします。 ○議長(丹野清議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、総務企画委員会に付託いたします。 △日程第3 第2号議案石巻市職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び石巻市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(丹野清議員) 次に、日程第3第2号議案石巻市職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び石巻市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第2号議案石巻市職員の勤務時間、休暇等に関する条例及び石巻市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 現在本市で採用している任期付職員については、フルタイム勤務での任用のみとしているところでありますが、臨時、パート及び嘱託職員等の任期付職員へのシフト等、任期付職員の任用形態は多様化することが想定され、今後の復興事業の進捗を見据えた短時間勤務任期付職員の採用に対応するため、関係する条例の一部改正を行うものであります。 それでは、条例の改正内容について御説明申し上げますので、表紙番号1の2ページ、あわせて表紙番号4、条例の一部改正新旧対照表の3ページから7ページまでをごらん願います。説明の都合上、第2条関係のほうから御説明いたします。第2条関係は、石巻市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部改正を行うものであり、第3条の2は短時間勤務職員の採用根拠について規定するものであります。 第4条は、短時間勤務職員の任期の延長について規定するものであります。 第5条第2項は、短時間勤務職員の任期の更新について規定するものであります。 第6条の2及び第6条の3は、短時間勤務職員の給料月額について規定するものであります。 次に、第1条関係の石巻市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正についてでありますが、第2条第4項は任期付の短時間勤務職員に関する引用条文を追加し、1週間当たり31時間までの範囲内で勤務する任期付職員を任期付短時間勤務職員と定義するものであります。 第3条第1項は、任期付短時間勤務職員の週休日を日曜日及び土曜日に加えて、月曜日から金曜日までの5日間において週休日を設けることができると規定するものであります。 第3条第2項は、任期付短時間勤務職員の1日の勤務時間を7時間45分を超えない範囲内で割り振ると規定するものであります。 第4条第2項は、任期付短時間勤務職員の週休日は、4週間ごとの期間につき8日以上を設けなければならないが、それが困難な場合は、1週間当たり1日以上の割合で週休日を設ける場合、この限りでないと規定するものであります。 第12条は、任期付短時間勤務職員の年次有給休暇は、その者の勤務時間等を考慮し、1の年度で20日を超えない範囲内と規定するものであります。 第16条第3項は、任期付短時間勤務職員の組合休暇は、1日または1時間を単位として与え、その者の勤務時間等を考慮して定める日数と規定するものであります。 第19条は、非常勤職員の勤務時間及び休暇等の規定から任期付短時間勤務職員を除くものであります。 次に、附則でありますが、本条例を平成29年4月1日から施行するものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。1番。 ◆1番(黒須光男議員) 復興事業部長、近江復興事業部長の隣に座っている大元守さん、復興事業部の。大元守さんは、建設技術管理監という職名なのです。これ何やっているのかなと、私いろいろこの人を調べてみたのです。そうしたら、民間のコンサルタント会社に所属しているのです。今復興事業というのは、まさにいろんな何だかんだ言っていますけれども、コンサルタントがいろいろ裏で指導しているのです、近江復興事業部長なんかに対して。 ところが、この大元管理監、平成26年4月から採用されているのですが、給料がほかの復興担当審議監だのあなたより高くて72万円なのです、給料。議会にも出席せず。これは何のために来ているのか、怖い感じだな、私は。これは、本当に必要あるのですか、コンサルタントを入れて仕切らせて。市長、あなたの職権でこれも人事やったのでしょうけれども、どうですか、これは。どうなっているのですか。 ◎近江恵一復興事業部長 お答えいたします。 まず、必要なのかという御指摘を今受けたところでございますが、復興事業につきましては多岐にわたる技術を要する、必要とする業務がございます。それにつきまして、技術士会のほうから採用されて来ているというところで、我々の足りない部分についてアドバイスをいただいていると。大元管理監のほうから直接業者のほうに行くというところにつきましては、請け負った際、請負業者との技術点のやりとりということになってございますので、復興事業を進めるための技術アドバイスということでございます。(1番黒須光男議員「給料」と呼ぶ) 給料についてということで、私今初めて知ったというところでございまして、その額についてどういうふうに決まっていたかは知らないというところでございます。 ◆1番(黒須光男議員) ですから、給料そうなのかと聞いているの、答え返ってこないのです。総務部長なり市長なり副市長なり、副市長に次ぐ給料ですから、執行部では。部長たちより上ですから、給料。任期付の採用のコンサルタントに多額な金が流れている。これは、今問題になっている天下りと逆なのです。役所から業者とかに行くのではなく、業者から今度役所に来ているのです。これ天下りの逆天下りと言うのです。それが仕切っているのです。コンサルタントが全部仕切っているの。コンサルタントのアドバイスによって、市の復興事業部の契約とか何かが、手法がなされているということです。これが闇なのです。これ一般質問で私やりますけれども。 ですから、やっぱり亀山市政というのは、そういう一部の人材によって動かされているとか否めない事実なのです。これは恐ろしい話です。部長、任期付採用の職員がコンサルタントも採用して、復興担当だの、あなたたちより上なのだよ、お金が。給料が総務部長より上なのです。こういうことでは、総務部長、しっかりふんどしを締めてやってもらわないと困ります。なれ合いだ、なれ合い。今後この任期付採用、大元守さんに対してしっかり精査して、議会にも出なくてもいい人だから、何やっているかわからないのだ。給料も含めて、しっかり一般質問でやりますから、その間に精査していてください。お願いします。いかがですか。 ◎和泉博章総務部長 お答えいたします。 給料の関係でございますが、条例が石巻市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の第6条で給与に関する特例が定められております。特定任期付職員には1号給の37万2,000円から7号給の82万9,000円という7つの給料が定められておりまして、どの号給を特定するかにつきましては、規則で定める基準に従い決定するというふうになっております。それで、規則のほうに参りますと、今回大元特定任期付建設技術管理監が該当しておりますのは、規則の第4条の第6号というようなことで、極めて高度な専門的な知識経験、またはすぐれた識見を有する者がその知識経験等を活用して、特に困難な業務で重要なものに従事する場合の6号給ということで、採用当時、そういった決定をしたということで理解しております。 ◆1番(黒須光男議員) 大元守さんについては、極めて優秀で技術的にすぐれているというふうなことで、6号というふうなことだというお話です。ただ、これは市長なりが決めるのでしょうけれども、これを無尽蔵に認めてしまえば、私は大変なことになると思います。そして、この方は業界との接点をつくるコンサルタントです。コンサルタントの会社の社員です。この会社に、このコンサルタントの本社に、全部石巻市の計画なり近江復興事業部長の考えなりが伝わっているかもしれない。これは、当然考えられます。そこで全部仕切りが行われているのではないかという業界のうわさだ。これは、看過できない亀山市長の闇だ。また出てきた。調べれば調べるほど、みんなだ。一般質問で何点か指摘させていただきますけれども、4LDKでつくって3LDKで隠して、1LKの1つのフロアを隠して3LDKにしたり、勝手なことをずっとやっていますから。だから、そういう管理監がしっかりしていないから、近江復興事業部長より給料高い管理監がしっかりしていないから、そういう弊害がいろいろ生まれてきている。石巻市の復興公営住宅が一部政治家なり、一部業界によって動かされている、このコンサルタント等も含めて、そういううわさが私に入ってきている。一般質問でやりますけれども、そういうことでございます。 さような点で、ぜひしっかり精査していただいて、遺漏のないような形で一般質問で答えていただく、大元管理監のも含めて。疑念を持たざるを得ない、疑惑を持たざるを得ないというふうなことが多々出てきているということを皆さんに認識していただいて、今後ひとつしっかり丁々発止してまいりたいというふうに思います。 ○議長(丹野清議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、総務企画委員会に付託いたします。 △日程第4 第3号議案石巻市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(丹野清議員) 次に、日程第4第3号議案石巻市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第3号議案石巻市人事行政の運営等の状況の公表に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 地方公務員法及び地方独立行政法人法の一部を改正する法律が平成26年5月に公布され、本市でも能力及び実績に基づく人事管理の徹底と退職管理の適正の確保のための措置を講じていることから、人事行政運営等の状況の公表により、人事評価の状況と退職管理の状況について項目を追加し、公表を行うよう改正するものであります。 それでは、条例の改正内容について御説明申し上げますので、表紙番号1の3ページ、あわせて表紙番号4、条例の一部改正新旧対照表の8ページをごらん願います。第3条は、任命権者の報告事項に地方公務員法の改正と同じく、「職員の人事評価の状況」と「職員の退職管理の状況」を加え、「勤務成績の評定」を削除するものであります。 次に、附則でありますが、本条例を平成29年4月1日から施行するものとし、改正後の第3条の規定は平成29年度以後に報告する人事行政の運営の状況に適用するものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、総務企画委員会に付託いたします。 △日程第5 第4号議案石巻市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(丹野清議員) 次に、日程第5第4号議案石巻市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第4号議案石巻市職員の育児休業等に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 昨年8月の人事院勧告に基づき、地方公務員の育児休業等に関する法律及び育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律の一部改正が平成28年12月2日に公布され、年末にかけて各市町へ通知されたところであります。 地方公務員の育児休業に関する法律改正に係る主な内容といたしましては、育児休業の対象となる子の範囲拡充を行うものでありますが、本市の育児休業に関する制度につきましても、地方公務員の育児休業に関する法律改正に伴い、所要の改正を行うものであります。 それでは、条例の改正内容について御説明申し上げますので、表紙番号1の4ページから6ページまで、あわせて表紙番号4、条例の一部改正新旧対照表の9ページから15ページまでをごらん願います。初めに、第1条関係は地方公務員の育児休業等に関する法律の改正に伴い、本条例の一部改正を行うものでありますが、第2条第3号アは非常勤職員の育児休業をすることができる期間を、当該子が1歳に達する日から1歳6カ月に達する日まで延長するものであります。 第2条第3号イは、条文及び文言の整理であります。 第2条の2は、育児休業の対象となる子の範囲を、特別養子縁組の監護期間中の子及び養子縁組里親に委託されている子等に拡充する旨を新たに規定するものであります。 第2条の3は、条の追加による条番号及び文言の整理を、第2条の4は条番号の整理を、第3条第1号は文言の整理を行うものであります。 第3条第2号は、育児休業の承認を受けている職員が、第5条の規定による育児休業の承認取り消しを受けた場合で、当該子がアまたはイに該当した場合は、地方公務員の育児休業等に関する法律第2条第1項ただし書きの特別の事情に該当することを規定するものであります。 第3条第3号から第8号までは、号の追加による号番号の整理を、第7条は文言の整理を行うものであります。 第10条は、育児短時間勤務における特別の事情を第3条の規定に準じて規定するものであります。 第18条は、引用条文の追加及び文言の整理を行うものであります。 次に、第2条関係は児童福祉法の改正に伴い、本条例の一部改正を行うものでありますが、第2条の2は引用条文及び文言を整理するものであります。 次に、附則でありますが、本条例は公布の日から施行するものであります。ただし、第2条の規定は平成29年4月1日から施行するものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、総務企画委員会に付託いたします。 △日程第6 第5号議案石巻市職員の配偶者同行休業に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(丹野清議員) 次に、日程第6第5号議案石巻市職員の配偶者同行休業に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第5号議案石巻市職員の配偶者同行休業に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 昨年4月に職員の配偶者同行休業の一部を改正する人事院規則が公布され、昨年末に各市町へ通知されたところであります。改正の主な内容といたしましては、配偶者同行休業の期間の延長を再度行うことができるとするものであり、本市職員の休暇制度につきましては国家公務員の休暇制度を基本としていることから、人事院規則に準じた改正を行うものであります。 それでは、条例の改正内容について御説明申し上げますので、表紙番号1の7ページ、あわせて表紙番号4、条例の一部改正新旧対照表の16ページをごらん願います。第1条は、上位法の条項を追加するものであります。 第6条の2は、配偶者同行休業の期間の再度の延長ができる特別の事情に関して定めるもので、これまで1回の延長のみ認めていた休業期間の延長を、延長後の期間が満了する日以降も外国での勤務が引き続くこととなった場合等に再度、休業期間を延長できるとする規定を追加するものであります。 次に、附則でありますが、本条例を公布の日から施行するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、総務企画委員会に付託いたします。 △日程第7 第6号議案石巻市市税条例等の一部を改正する条例 ○議長(丹野清議員) 次に、日程第7第6号議案石巻市市税条例等の一部を改正する条例を議題といたします。本案について財務部長から説明を求めます。財務部長。 ◎久保智光財務部長 ただいま上程されました第6号議案石巻市市税条例等の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 表紙番号1の8ページから14ページまで、あわせまして表紙番号4、条例の一部改正新旧対照表の17ページから38ページまでをごらん願います。本議案は、社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための地方税法及び地方交付税法の一部を改正する法律等の一部を改正する法律及び地方税法施行令の一部を改正する政令等の一部を改正する政令が平成28年11月28日に公布されたことに伴い、石巻市市税条例等の一部を改正するものであります。 主な改正内容は、個人住民税の住宅借入金等特別税額控除の適用期限の延長及び法人市民税の税率改正の実施時期、軽自動車税における環境性能割の導入時期をそれぞれ延期するものであります。 なお、法人市民税の税率改正及び軽自動車税における環境性能割の導入時期は、平成28年石巻市議会第2回及び第4回定例会において議決を得ておりますが、消費税率引き上げの実施時期が平成31年10月1日に延期されたことから、市税においても同様に施行期日の変更をするものであります。 それでは、条文に従いまして御説明申し上げます。初めに、第1条関係中、附則第7条の3の2につきましては、個人住民税における住宅借入金等特別税額控除の適用期限について規定したものでありますが、適用期限の延長に伴う条文整理を行うものであります。 次に、第2条関係は、法人市民税の税率改正の実施時期の延期に伴い改正規定を削り、条文の整理を行うものであります。 次に、第3条関係は、法人市民税の税率改正の実施時期の延期に伴う改正規定の追加のほか、軽自動車税のグリーン化特例の期間延長及び軽自動車税の環境性能割の導入時期が変更となったことに伴う条文の整理を行うものであります。 次に、附則でありますが、本条例は公布の日から施行するものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、総務企画委員会に付託いたします。 △日程第8 第7号議案石巻市手数料条例の一部を改正する条例 ○議長(丹野清議員) 次に、日程第8第7号議案石巻市手数料条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎木村芳夫建設部長 ただいま上程されました第7号議案石巻市手数料条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律の規制措置である省エネ基準適合義務、適合性判定義務が新たに施行されることにより、非住宅2,000平方メートル以上の建築物は新築及び増改築時における省エネ基準に適合していることの所管行政庁等による判定が必要となりますことから、これらの申請に係る手数料を徴するため、本条例の一部を改正しようとするものであります。 なお、このほどの改正にあわせまして文言等の整理も行っております。 以下、改正内容について御説明申し上げますので、表紙番号1の15ページから17ページまで、あわせて表紙番号4、条例の一部改正新旧対照表の39ページから47ページまでをごらん願います。初めに、第2条でありますが、手数料を徴収する事務及び手数料の金額について文言等の整理を行っております。 次に、第2条の4でありますが、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律に基づく認定申請に係る手数料について規定するものであります。 第2条の4第1項に掲げる表につきましては、法第12条第1項または第13条第2項の規定による建築物エネルギー消費性能適合性判定を受けようとする者から徴収する手数料の額を定めるものであります。 第2項につきましては、建築物エネルギー消費性能適合性判定において建築物エネルギー消費性能確保計画に変更が生じた場合及び法施行規則第11条の規定に基づく軽微な変更が生じた場合の証明書の手数料等を定めるものであります。 また、2条の4第1項及び第2項を新たな項として加えたことにより、項番号を繰り下げるとともに文言等の整理を行うものであります。 次に、附則でありますが、本条例の施行期日を平成29年4月1日とするものであります。ただし、第2条第1項の改正規定は公布の日から施行するものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第9 第8号議案石巻市財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例 ○議長(丹野清議員) 次に、日程第9第8号議案石巻市財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について産業部長から説明を求めます。産業部長。 ◎斎藤一夫産業部長 ただいま上程されました第8号議案石巻市財産の交換、譲与、無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、普通財産貸し付けの特例として、石巻市企業立地等促進条例第5条に規定する指定事業者に対する貸付料減免期間については平成35年度を限度としておりますが、産業用地の供給に相当の期間を要しており、本制度の利用が短期間となる状況にあります。 また、立地時期によりましては特例期間の活用が最大限利用できないため、復興事業の進捗状況により減免期間を5年間延長することとし、本条例の一部を改正しようとするものであります。 以下、改正内容について御説明いたしますので、表紙番号1の18ページ、あわせて表紙番号4、条例の一部改正新旧対照表の48ページをごらん願います。初めに、附則第3項につきましては、「平成36年3月31日」を「平成41年3月31日」に改めるものであります。 次に、附則でございますが、本条例の施行期日を平成29年4月1日とするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願いいたします。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、総務企画委員会に付託いたします。 △発言の訂正 ◎久保智光財務部長 先ほど市税条例等の一部を改正する条例に関する私の発言中、消費税率引き上げの実施時期について、「平成31年11月1日」と申し上げましたが、「平成31年10月1日」の誤りでございましたので、訂正の内容とあわせましておわび申し上げます。 △日程第10 第9号議案石巻市立学校設置条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例 ○議長(丹野清議員) 次に、日程第10第9号議案石巻市立学校設置条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について教育委員会事務局長から説明を求めます。教育委員会事務局長。 ◎草刈敏雄教育委員会事務局長 ただいま上程されました第9号議案石巻市立学校設置条例の一部を改正する条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、渡波中学校の本年4月の移転に当たり、新渡波地区被災市街地復興土地区画整理事業地内に新校舎を整備してまいりましたが、本年1月20日に換地処分が公告されたことにより、昨年9月23日に公布した石巻市立学校設置条例の一部を改正する条例に規定した渡波中学校の位置を変更するものであります。 それでは、改正内容について御説明いたしますので、表紙番号1の19ページ、あわせて表紙番号4、条例の一部改正新旧対照表の49ページをごらん願います。渡波中学校の位置を改める改正規定中「渡波字新沼226番地」を「さくら町四丁目1番地」に改めるものであります。 次に、附則でありますが、本条例は公布の日から施行するものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、環境教育委員会に付託いたします。 △日程第11 第10号議案石巻市立学校設置条例の一部を改正する条例 ○議長(丹野清議員) 次に、日程第11第10号議案石巻市立学校設置条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について教育委員会事務局長から説明を求めます。教育委員会事務局長。 ◎草刈敏雄教育委員会事務局長 ただいま上程されました第10号議案石巻市立学校設置条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、昨年11月に策定いたしました河北地区、大川小学校に係る石巻市立学校施設災害復旧整備計画(変更計画)に基づき、来年4月に大川小学校を二俣小学校に統合して二俣小学校の現校舎を使用することから、本条例の一部を改正するものであります。 それでは、改正内容について御説明いたしますので、表紙番号1の20ページ、あわせて表紙番号4、条例の一部改正新旧対照表の50ページをごらん願います。本条例第3条の表より、石巻市立大川小学校の項を削るものであります。 次に、附則でありますが、本条例の施行期日を平成30年4月1日とするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、環境教育委員会に付託いたします。 △日程第12 第11号議案石巻市保育所条例の一部を改正する条例 ○議長(丹野清議員) 次に、日程第12第11号議案石巻市保育所条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について福祉部長から説明を求めます。福祉部長。 ◎庄司勝彦福祉部長 ただいま上程されました第11号議案石巻市保育所条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、東日本大震災で被災した石巻市立渡波保育所及び石巻市立雄勝保育所の再建工事が完了し、本年4月から新たに児童の受け入れが可能となること、また石巻市立吉浜保育所の利用児童数の減少及び当該区域が平成27年7月に土砂災害警戒区域に指定されたことに伴い、石巻市立吉浜保育所を石巻市立橋浦保育所に統合することから、本条例の一部を改正しようとするものであります。 以下、改正内容について説明いたしますので、表紙番号1の21ページ、あわせて表紙番号4、条例の一部改正新旧対照表、51ページをごらん願います。初めに、別表第1の石巻市立渡波保育所の位置をさくら町三丁目14番地に、石巻市立雄勝保育所の位置を雄勝町小島字和田123番地に改め、石巻市立吉浜保育所の項を削除するものであります。 次に、附則でありますが、本条例の施行期日を平成29年4月1日とするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第13 第12号議案石巻市老人憩の家条例の一部を改正する条例 △日程第14 第28号議案財産の無償譲渡について ○議長(丹野清議員) 次に、日程第13第12号議案石巻市老人憩の家条例の一部を改正する条例及び日程第14第28号議案財産の無償譲渡について、以上2議案を一括議題といたします。本2議案について河北総合支所長から説明を求めます。河北総合支所長。 ◎鈴木瑞彦河北総合支所長 ただいま一括上程されました2議案について御説明申し上げます。 初めに、第12号議案石巻市老人憩の家条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。本案は、石巻市行財政運営プランに基づき、集会所的施設の民間譲渡を推進してきた中で、石巻市三輪田中老人憩の家を三輪田中区自治会に無償譲渡するため、本条例の一部を改正するものであります。 それでは、改正内容について御説明いたしますので、表紙番号1の22ページ、あわせて表紙番号4、条例の一部改正新旧対照表の52ページをごらん願います。初めに、別表第1についてでありますが、石巻市三輪田中老人憩の家の名称と位置を削除するものであります。 次に、附則でありますが、施行期日を平成29年4月1日とするものでございます。 次に、第28号議案財産の無償譲渡について御説明申し上げますので、27ページをごらん願います。無償譲渡する財産は、昭和60年に設置した木造平家建て、床面積125.03平方メートルの石巻市三輪田中老人憩の家であります。本施設につきましては、現在指定管理者となっている三輪田中老人憩の家管理運営委員会が適正かつ円滑な運営を行っており、石巻市行財政運営プランに基づき、無償譲渡について同自治会と協議を進めてまいりました。このたび同自治会との協議が調ったことから、これまで同様の管理運営を条件に本施設を同自治会に無償譲渡し、地域コミュニティーのさらなる醸成を図ろうとするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。本2議案はお手元に配付の議案付託表のとおり、保健福祉委員会に付託いたします。 △日程第15 第13号議案石巻市北上観光物産交流センター条例の一部を改正する条例 ○議長(丹野清議員) 次に、日程第15第13号議案石巻市北上観光物産交流センター条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について北上総合支所長から説明を求めます。北上総合支所長。 ◎武山泰徳北上総合支所長 ただいま上程されました第13号議案石巻市北上観光物産交流センター条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、北上地域の観光拠点として、石巻市北上観光物産交流センターを環境省で進める川のビジターセンターに併設し、本年4月1日に開館予定としておりましたが、土地の造成に係る支障物の撤去などに時間を要したため、予定の開館ができない状況となったことから、本施設の施行期日を改めるものであります。 それでは、条文に従いまして御説明いたしますので、表紙番号1の23ページ、あわせて表紙番号4、条例の一部改正新旧対照表の53ページをごらん願います。初めに、附則第1項中「平成29年4月1日」を「規則で定める日」に改めるものであります。 次に、附則でありますが、本条例は公布の日から施行するものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第16 第14号議案石巻市営住宅条例の一部を改正する条例 ○議長(丹野清議員) 次に、日程第16第14号議案石巻市営住宅条例の一部を改正する条例を議題といたします。本案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎木村芳夫建設部長 ただいま上程されました第14号議案石巻市営住宅条例の一部を改正する条例について御説明申し上げます。 本案は、応急仮設住宅等に入居され、自力での住宅再建が困難な被災者に対し、市営住宅の入居要件を緩和することにより、早期に住まいの確保を図れるよう本条例の一部を改正しようとするものでございます。 それでは、改正内容について御説明申し上げますので、表紙番号1の24ページから26ページまで、あわせて表紙番号4、条例の一部改正新旧対照表の54ページから58ページまでをごらん願います。初めに、附則第10項及び第11項でございますが、東日本大震災に伴う応急仮設住宅入居者等が市営住宅へ入居しようとする場合に、単身者及び市税等滞納者の入居資格の特例を規定するものでございます。 次に、別表第1の1、市営住宅の表及び同表の2、共同施設の表でございますが、用途廃止する市営住宅の項目を削り、字名の変更による市営住宅及び共同施設の位置を改めるとともに、平成29年度に管理開始する復興公営住宅及び共同施設を加えようとするものでございます。 次に、附則でありますが、本条例は平成29年4月1日から施行するものでございます。ただし、別表中、新渡波東復興住宅等に係る位置を変更する規定は公布の日から施行し、附則に2項を加える規定は平成29年5月1日から施行するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。本案はお手元に配付の議案付託表のとおり、産業建設委員会に付託いたします。 △日程第17 第29号議案業務委託契約の一部変更について(石巻市復興整備事業半島部防災集団移転促進事業等の工事施工等に関する一体的業務) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第17第29号議案業務委託契約の一部変更について(石巻市復興整備事業半島部防災集団移転促進事業等の工事施工等に関する一体的業務)を議題といたします。本案について復興事業部長から説明を求めます。復興事業部長。 ◎近江恵一復興事業部長 ただいま上程されました第29号議案石巻市復興整備事業半島部防災集団移転促進事業等の工事施工等に関する一体的業務に係る委託契約の一部変更について御説明申し上げます。 本案は、既に議決されました業務委託契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 それでは、表紙番号1の28ページをごらん願います。本案は、清水・奥村石巻市復興整備事業半島部防災集団移転促進事業等共同企業体に、コンストラクションマネジメント方式により契約金額516億6,072万円で一体的に委託している業務のうち、半島部の防災集団移転促進事業について、土質変更に伴う掘削及び残土処理等の条件変更により23億6,628万円を増額するとともに、対象プロジェクト事業であります漁業集落防災機能強化事業並びに移転促進元跡地の造成及び整備事業について、整備する集落の追加並びに残土の運搬距離の確定等により76億644万円の増額と合わせて99億7,272万円の増額となることから、契約金額を616億3,344万円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。1番。 ◆1番(黒須光男議員) これも私、一般質問で出そうかと思っていたのです。コンストラクションマネジメント方式と称して、CM方式というふうなことで、次から次へと予算が上積みされています。最初、たしか300億円ぐらいかな。(「305億円」と呼ぶ者あり)305億円、大体300億円。600億円になっているのです。これ設計を委託して、しっかり入札をしてやるのが筋だったのですが、市役所の職員が少ないということで、この横文字のわけわからないところにやってしまったのだけれども、これは本当に無尽蔵に膨れ上がるのだ、予算が。それ誰もチェックできないのです。わかる人がいない、我々にとって。ですから、もっとわかりやすい入札方法というのはあったのではないかということなのです。 しかも、この清水・奥村のジョイントベンチャーは、私の知り合いの半島の立ち木を100本無断で切ってしまって、いまだ補償費から逃れているのです。テーブルに出てこない。弁護士を通じてやっているのだけれども、大変横着な、私も写真とか現地も見ましたけれども、了解なしに切っているのです。それに対して復興事業部長を初め、次長なり課長なり、しゃねふり、いつまでもなぜそういう状況に陥っているのかです。不思議だ、私は。ですから、これは一般質問でやりますけれども、本当に傲岸不遜です。これは、とんでもない業者だ。それをチェックする、さっきの大元管理監がやっていないのです。本来ならそういうことをやらなければならないの、大元管理監は。一緒になってやっているの、計画を。ですから、ここが闇だ。やっぱり相当な政治家も入っていることでしょう。ある業者も動いているというのは、暗躍しているというのは聞いています。どんどん、どんどんと膨れ上がる経費。200億円ですよ、市長。何とも思わないのですか、市長、この200億円だ、どうもこの横文字の入札方式というのはおかしいのではないかなと、はたと気づかなくてはならないと思うのですが、いかがですか。 ◎菅原秀幸副市長 この方式は、ただいま議員がおっしゃったとおり、当初圧倒的に職員数が足りないというふうなことで、国土交通省からの指導もありまして、こういう方式をとったわけでございます。清水・奥村と契約をして、全て工事をやってもらうということではないということは御存じですよね。というのは、工事は全て地元の業者がやっている内容でございまして、あくまでこれをお願いしているのは、管理CMRのほうにはもちろん設計等をお願いしています。それから、施工CMRについては、これは工事の施工に関する入札等の手続をお願いしているのでありまして、清水・奥村が全て地元の発注工事をしているということではございません。 このようになぜふえているかというのは、それは最初そういうシステムをとりましたので、復興庁との協議によって、どんどん、どんどん復興交付金の第何次、第何次ということで認定をされた、その事業が、その都度この半島部について事業が増加しているわけですから、その部分の発注をお願いしているということで、こういうふうに十何回もの変更があるというふうなことですので、ぜひ御理解をいただきたいと思います。 ◆1番(黒須光男議員) この下請をやっている、地元だと言っていますけれども、その方々とのコンタクトと申しましょうか、この清水・奥村が癒着と申しましょうか、そういうこともいろいろ指摘されてきている。では、この清水・奥村の事務所がどこにあるのですか、わかっていますか、あなた。そういうことをいろいろ全部調べてみますと不可解なことがいっぱい出てきているのです。ですから、特定の業者に流れていくシステムになってきているような感じがする、私は。だから、浅野ビルと同じで、そういうものがかいま見られてきている、この200億円を追加したのには。どこの世界におまえ、300億円でやったのが、いつの間にか200億円も足されているのだ、あなた。そのチェックする人がコンサルタントだもの。一番の指導しなければならない人がコンサルタントから来ているのだもの。そこに闇があるのではないかなと私は今勉強しているのです。 きょうのこの画像は、地方検察庁も見ていますから。さっきからずっと見ていますから、地方検察庁の筆頭、統括検察官が見ていますから。私は、これはきちんといろいろやっていますから、書類。浅野ビルだけではございません。多角的な形で地方検察庁も動いていますから。こんなこと許されていいのですか。ばかにするなという話です。ですから、やっぱり亀山市長はだめだな。調べてみると、かなりずぶずぶの関係が浮き彫りになってきていると言わざるを得ない。近江復興事業部長もちゃんと身を引き締めてやりなさい。そうでないとけがするから。顔の骨を折ったりするのだから。そういう意味で、しっかりと精査をしてもらうと。これは、私一般質問でやりますけれども。ですから、これは菅原副市長が言ったけれども、わからないのだから、意味わからないのだから、業者の裏なんかわからない、この人。一部の特定の人しかわかっていないのだ、これ。市役所でも市長と近江復興事業部長ぐらいしかわからないのではないかな。ですから、しっかりひとつ近江復興事業部長、一般質問に答えていただくようにちゃんと勉強していてください。厳しいですから。よろしくお願いします。 ○議長(丹野清議員) 1番議員に申し上げますが、質疑でございますので、答弁を求めてください。 ◆1番(黒須光男議員) だから、そういう質問をします。厳しくやりますから、今の段階ではどうですか、お願いします。 ◎菅原秀幸副市長 先ほども説明申し上げましたけれども、イメージをちょっと持っていただきたいのですけれども、市役所の建設部がもう一カ所あるのだと、それは清水・奥村というふうな企業体に委託をしていると。ですから、そこは事業の施工を請け負っているのではなくて、事業をするためのいろんな手続をやっているということで理解をいただきたいと思います。そして、設計が終わったものをそこに回って実際に入札をする際に、当然業者の入札する相手方を選定するわけですけれども、その選定から予定価格から全て市とその都度協議をしている。市のほうの初めて許可があって、それに基づいて入札執行もしているというふうな形になりますので、そこのところを理解いただきたいなというふうに思います。 ◆1番(黒須光男議員) そんなことわかっています。これは、浅野ビルと同じなのです。浅野ビルだってそうです。浅野ビル、14、15番も同じです。委託しているわけですから。それがやりたい放題、架空工事だったり、写真がなかったりしたのを出したり、いまだそれも定かでない。清水・奥村もそうだということです。勝手に木を切って、泣いているのです、その木を切られた人。それに何の、俺は知らないと、そういうことではいかぬのではないですかと私は言っているの。菅原副市長の言っているのぐらいわかります、そんなこと。あなたは、そんな裏のことわからないから言うのだけれども、亀山市長はわかっています。市長、どうですか。そういう実態ですので、木を切ったなんだと耳元に入っていますでしょう。100本、木を切って、弁護士から請求されているとかというの、話来ているでしょう。そういうものにもこういうジョイントベンチャーは200億円も追加しているのだから、きちっと対応してくださいということなのです。そういう指示をしなかったのですか、相談受けていないのですか、いかがですか。 ◎亀山紘市長 無断で木を伐採したということは、私はその方も含めて現場で立ち会いながら伐採を進めているというふうに聞いておりますので、その辺は適正に処理されているというふうに考えております。 ○議長(丹野清議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」「反対、29号議案でしょ」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 29号議案。(1番黒須光男議員「反対」と呼ぶ)それでは、起立採決で……(1番黒須光男議員「反対討論してみっから」と呼ぶ)反対討論を認めます。   〔1番黒須光男議員登壇〕 ◆1番(黒須光男議員) 私も忙しいものですから、事前に第29号議案がここで出てくるというふうなこと、目を通していなかったこと、大変恥じておるところであります。 ただ、これは一般質問で私もこの提案を出しておりますので、この事業に対しましては、先ほど私からもやりとりさせていただいておりますけれども、まさに300億円の契約時点が600億円になっているのです、最終的に。倍になっているという、私の記憶だと300億円ですから。400億円かな、ちょっとその辺はもう一回御確認いただきたいのですが、相当な、200億円から300億円上積みをされている。それが先ほどから言っているCM方式ですとか、いろんな形態がありますからということで当局は説明していますけれども、これはコンサルタントのさじかげんでどうにでもなる話なのです。清水・奥村ジョイントベンチャーとどうにでもなる。これは、まさに東京都のいろんなことを見ていますけれども、同じだ。かなりこれは深みのある、疑惑を含んだ発注の方法でなかっただろうかというふうに私は指摘せざるを得ない。 浅野ビルは、今仙台地方検察庁が精査しているわけでありますが、こうしたものが一つ一つ、しっかり他の機関で精査していかれるべきでありますし、またそうしていただかなければならないのです。我々議会は、単にいろんな方式を並べられたからといってわかるわけない。説明している菅原副市長だってわからないと思います、私は。しかも、その業者が先ほど100本の木を切った、伐採した、市長はちゃんと立ち会っていると。立ち会ってなんかいません、本人。そういううそが市長のもとに伝わっているのです。ちゃんと弁護士を使ってやっているわけですから。 ですから、さような点で、この石巻市復興整備事業半島部防災集団移転促進事業の第29号議案の業務委託契約につきましては、やっぱり私はもっと慎重に精査しなければならない、時間を課すべきだと。委員会において十分に精査をして、そしてここで一発で上げないで審議していただくという、反対の立場から継続を主張させていただきたいというふうに思います。賢明な議員の皆さんの御理解を賜りますように心からお願いを申し上げまして反対討論にかえさせていただきたいと思います。 ○議長(丹野清議員) ほかに討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) なければ、これをもって討論を終わります。これより採決いたします。この採決は起立により行います。本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(丹野清議員) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第18 第30号議案業務委託契約の一部変更について(石巻市新門脇地区被災市街地復興土地区画整理事業) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第18第30号議案業務委託契約の一部変更について(石巻市新門脇地区被災市街地復興土地区画整理事業)を議題といたします。本案について復興事業部長から説明を求めます。復興事業部長。 ◎近江恵一復興事業部長 ただいま上程されました第30号議案石巻市新門脇地区被災市街地復興土地区画整理事業の業務委託契約の一部変更について御説明申し上げます。 表紙番号1の29ページをごらん願います。本案は、既に議決されました業務委託契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 本業務は、平成25年3月に独立行政法人都市再生機構と締結した東日本大震災に係る石巻市復興整備事業の推進に関する協力協定書に基づき、独立行政法人都市再生機構に委託費概算額91億5,282万4,000円で業務を委託しているところでございますが、被災建物撤去後の基礎ぐい撤去工事及び撤去瓦れきの処分費を増額するほか、下水道事業について雨水幹線築造工事における地下水位低下工法や鋼矢板引き抜きに伴う沈下対策等の費用を増額するものでございます。 以上の理由により、事業内容の変更を行いましたところ8億1,912万6,000円の増額となり、委託費概算額を99億7,195万円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。暫時休憩いたします。   午前11時57分休憩                                             午後 1時00分開議 ○議長(丹野清議員) 休憩前に引き続き会議を開きます。 △日程第19 第31号議案財産の無償貸付けについて ○議長(丹野清議員) 次に、日程第19第31号議案財産の無償貸付けについてを議題といたします。本案について産業部長から説明を求めます。産業部長。 ◎斎藤一夫産業部長 ただいま上程されました第31号議案財産の無償貸付けについて御説明申し上げます。 表紙番号1の30ページをごらん願います。本案は、石巻産業創造株式会社の業務拠点である産業業務機能支援中核施設、石巻ルネッサンス館の用地について、同社への貸付期間が本年3月31日をもって満了することから、引き続き同社に当該用地を無償で貸し付けることについて議決を得ようとするものであります。 無償で貸し付けようとする土地は、石巻市開成1番35、面積9,956.68平方メートルであります。貸付期間につきましては、平成29年4月1日から平成32年3月31日までの3年間としております。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 もう一点、発言の訂正をお願いいたします。先ほどの第8号議案に関する私の発言中、石巻市企業立地等促進条例第5条の該当事業者について、「指定管理者」と申し上げましたが、「指定事業者」の誤りでありましたので、訂正のお願いとおわびを申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。8番。 ◆8番(阿部利基議員) 確認させてください。財産の無償貸し付けの根拠と考え方についてお聞かせください。 ◎斎藤一夫産業部長 当該ルネッサンス館が建設されているトゥモロービジネスタウンの用地でございますけれども、そもそも石巻市へ産業を定着させる企業誘致等の目的から団地を造成しまして、中小企業基盤整備機構、それから宮城県、石巻市、あと女川町、東松島市、あと民間の方々の出資のもとに設立された会社でもございます。そういったことで、官民挙げて企業誘致活動に取り組むというような活動の目的でございますので、用地造成等を負担した石巻市が用地を所有しているわけでございますので、そういった面で無償貸し付けしようというものでございます。 ◆8番(阿部利基議員) 2年続けて公務員の方が社長をやられているということで、それはそれでいいのですけれども、現状純利益が恐らく3倍ぐらい出ているかと思います。非常に事業としても活発にやられているのだなという印象はあるのですけれども、るる議論しているとおり、これから石巻市のほうも非常に財政が厳しくなってくる中で、どこかのタイミングで無償貸し付けはやめざるを得ないのではないかと自分は考えています。とれるタイミングがいつなのか、あるいはどのぐらいの額を取るのか、また額を取るとなれば当然企業活動にも支障が出てきますので、目標値の設定の仕方なんかを今から考えておかねばならぬのではないかなというのは自分の考え方で、産業部長の答弁だと、今根拠としては石巻市の産業の創造にあるということでしたので、それを阻害しないような形での減額の貸し付けであるとか、そういったシフトが必要ではないかなとちょっと自分は思っているのですけれども、産業部長のお考えはいかがですか。 ◎斎藤一夫産業部長 お答えいたします。 いかに官民挙げて設立した会社といえども、議員御指摘のとおり、ある程度の時期を見きわめて、そういった無償から有償にというふうな検討はしなくてはいけないとは思います。ただ、御承知のとおり、今現在ああいう施設につきましては、ルネッサンス館建設費用相当でございますけれども、かなり相当の累積欠損を抱えている状況もありますので、これらにつきましては当該会社の運営について検討する協議会等も設けておりまして、そういった協議会の中で、先ほど私申し上げました中小企業基盤整備機構、宮城県、それから本市等と今後の方向性については協議しながら、着地点を見つけていきたいというふうには考えてございます。 ◆8番(阿部利基議員) 第三セクターはすべからくというか、運営は難しいというのが日本各地、第三セクターが建った中で失敗してきた事例、数多くございます。この無償貸し付けは、土地の無償貸し付けがあって、なお累積赤字が加算していくというのが現状なので、どこかのタイミングで会社、機構そのものの見直しも、今ほど産業部長がおっしゃってくれたとおりやらねばならぬのではないかと思うのです。恐らく石巻産業創造株式会社だけではなくて、ほかの第三セクターなり、あるいは市が出資している団体なりというのはさまざまございます。それに関しても見きわめてと、それこそ事業仕分け、一時期はやった単語ですが、そういったものをやっていかないと赤字だけが続いて、今度市の本来お金が取れる分野である貸し付けの部分で収益が上がらない、市として損をするという形になりかねないので、自分は早急にそういった案件を見直すべきだと思っているのですが、こちらぜひ市長としてどうお考えなのか、ちょっとお聞きしたいと思うのですが、あと願わくば佐藤復興担当審議監、お考えどうですか。お二方、お聞かせください。 ◎亀山紘市長 議員御指摘のように第三セクターについては、今後の推移を考えて、累積赤字、あるいは採算性の悪いセクターについては、何らかの方法を考えていかなければならないというふうに考えております。現在のところは、特に第三セクターの中で極めて経営が悪い状況の第三セクターはないというふうに考えてございますので、今後の動向をしっかり見据えた上で、第三セクターのあり方というものを検討してまいりたいと考えております。 ◎佐藤茂宗復興担当審議監 第三セクターの経営改革についてでございますけれども、まず第三セクターについては、行政改革の推進本部の中でも累積欠損金が生じている場合については計画をつくって、きっちりその欠損金を解消するような、もしくは経営を好転するような具体的な計画を出していただくという形で進捗を追っているところでございますので、そういった観点から経営改革を引き続き行っていくということと、どこかのタイミングで抜本的な、小手先のといいますか、そういった枝葉の部分の経営の見直しだけをちょこちょこやっていても、正直大きな数字として成果は上がらないということが出てくると考えられますので、そういったことについては復興事業の進捗とあわせて、ちょっと踏み込んだ抜本的な改革というところも議論していく必要があるのかなと思います。この産業創造については、国の施策としても行ってきたという経緯もございますので、簡単に見直すということは難しいと思いますけれども、そういった観点で引き続き検討していきたいと思います。 ◆13番(渡辺拓朗議員) この石巻産業創造株式会社、これまではとにかく生活を守るために雇用の創出、産業の創出ということでよかったと思うのですが、ここに来て世の中が大きく変化してきたのかなと思うのです。私も非常に悩むのですが、新たな産業が創出されて、少しでも付加価値の高いものに入れかわっていくのは大いに結構なのですが、しかしながら今皆さんも御存じのように労働力不足が深刻なわけです。さまざまな雇用、産業も当然社会にとっては必要な部分、それで絶対的に労働力不足があると。そういう意味では、産業創造の業務、赤字は赤字でいいのですけれども、これまでと同じような視点では、事業計画ではだめなのかなというふうに思うのです。まずこの1点、市長にお伺いいたします。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 これまでの石巻地域の場合には物づくり産業が中心として発展してきております。そういった中で、なかなか物づくりについては新たな物づくり産業の誘致、あるいは発展を進めることも必要ですけれども、将来を見据えた上ではできるだけ、最近も国会でも議論されておりましたけれども、福岡市と北九州市の例を出されて議論されておりましたけれども、これからの産業を育成する上で、3次産業もしっかり見据えて企業の誘致、発展を進めていく必要があると思いますので、本市としましてもそういった3次産業を見据えて、交流人口の拡大等も含めて進めていきたいというふうに考えております。 ◆13番(渡辺拓朗議員) 今私が聞きたかった分は、どうしても現場と、新しい産業ができれば当然新たな雇用が生まれると。ただ、今は逆に既存の産業ですら人が足りない現場がいっぱいあるわけです。保育士、介護士とか、例えばあと生産加工なんかもそうですよね。今からそれは加速していきます。ですから、産業創造の仕事も、今からちょっと角度変わっていくべきなのかなと。とにかく少しでもミスマッチを防いで、どう既存の産業、新産業へとシフトさせていくのかとか、とにかく人手不足を解消するような、石巻産業創造株式会社でいいのかなというふうに、一言で言えば私そういうふうに思っているのです。産業部長はどう思いますか、まず。 ◎斎藤一夫産業部長 お答えいたします。 議員おっしゃったように震災後は、特に雇用のミスマッチ等で雇用の確保、労働力の確保という部分が問題になってございます。石巻産業創造株式会社につきましては、震災以降、やっぱりそういった事業内容にシフトしてございまして、起こす起業、起業家の支援であったり、あるいは異業種の要するに交流支援であったり、そういった部分の事業をどんどんやっておりまして、あわせて第2創業、1回目創業したのだけれども、今の時代に合わせてさらにシフトして別な業種といった、そういった方々に対しても企業訪問しまして支援しているという状況です。6次産業化の推進センター、これについても少し類似する業務内容になってございました。昨年暮れに6次産業化センターの機能をああいう施設のほうに移しております。移転してございますので、今は産業創造株式会社と6次産業化センターが連携して、そういった企業のいろんな困り事、雇用の部分も含めまして困り事について対応している状況にシフトしているような状況でございます。今後もそういった時代のニーズに合わせて、やっぱり産業振興を牽引するためにつくった会社でございますので、そういった部分についてどんどん進めていってほしいなというふうに思います。 ◆13番(渡辺拓朗議員) ある程度は理解しました。ブラックバイト、ブラック企業、あとまた働き方改革、日本も欧米並みにもっともっとゆとりある生活を送るべきなのかなと。そういう科学技術も持ち合わせしています。ただ、しかしながらそういったAIとかロボットとか普及するにはそれなりの資本と手厚い融資と国家のそういう手厚い補助と、あと時間がなければ、そう簡単にはいきません。当面は人不足で、非常にどの地域も苦慮していくのかなと。そういう意味では、これまでは産業創造はとにかく仕事をつくれと、収入にそれがつながるということでやってきて、それでよかったのですが、これからはとにかく人が少ないのだから、過酷な労働にならないようにちょっと知恵を絞れと、そういう中心的な企業であっていただきたいと思うのですが、そういったことでさっき市長聞いたわけでありますので、最後に市長、その辺の御感想をいただけませんでしょうか。 ◎亀山紘市長 現状を踏まえますと、有効求人倍率が高いにもかかわらず、なかなか人の手当てができないということで、そういう意味で雇用のミスマッチが起こっていることは間違いございません。そういった中で、産業創造としての役割も人材育成と人材のスキルアップ、そういった人を育てる方向にいく必要があるというふうに考えております。これから議員御指摘のようにさらに人口減少が進んでいく中で、働き方のあり方も考えながら育成を図っていくことが必要だというふうに考えております。 ○議長(丹野清議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第20 第32号議案財産の取得について(防災集団移転促進事業地釜大街道地区移転跡地)) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第20第32号議案財産の取得について(防災集団移転促進事業地釜大街道地区移転跡地))を議題といたします。本案について復興事業部長から説明を求めます。復興事業部長。 ◎近江恵一復興事業部長 ただいま上程されました第32号議案財産の取得について御説明申し上げます。 本案は、住居の集団移転を促進するため、東日本大震災による災害危険区域のうち、移転促進区域内にある宅地や農地を市が買い取りすることについて、石巻市議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又は処分に関する条例第3条の規定に基づき、市議会の議決を得たく御提案申し上げるものであります。 それでは、表紙番号1の31ページから33ページまでをごらん願います。取得財産の位置につきましては、議案の33ページに添付しております図面のとおりであります。現況地目は、宅地及び畑であり、面積は5,929.29平方メートルであります。取得方法は売買で、取得価格は1億364万4,966円であります。取得の相手方は、市内在住1名であります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第21 第33号議案財産の取得について((仮称)石巻市営旭町復興住宅) △日程第22 第34号議案財産の取得について((仮称)石巻市営大橋復興住宅) △日程第23 第35号議案財産の取得について((仮称)石巻市営水明北第二復興住宅) △日程第24 第36号議案財産の取得について((仮称)石巻市営新橋復興住宅) △日程第25 第37号議案財産の取得について((仮称)石巻市営丸井戸復興住宅) △日程第26 第38号議案財産の取得について((仮称)石巻市営下中埣復興住宅) △日程第27 第39号議案財産の取得について((仮称)石巻市営中埣復興住宅) △日程第28 第40号議案財産の取得について((仮称)石巻市営上中埣復興住宅) △日程第29 第41号議案財産の取得について((仮称)石巻市営二子復興住宅(その1)) △日程第30 第42号議案財産の取得について((仮称)石巻市営大室復興住宅) △日程第31 第43号議案財産の取得について((仮称)石巻市営小泊復興住宅) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第21第33号議案財産の取得について((仮称)石巻市営旭町復興住宅)から日程第31第43号議案財産の取得について((仮称)石巻市営小泊復興住宅)まで、以上11議案を一括議題といたします。本11議案について復興事業部長から説明を求めます。復興事業部長。 ◎近江恵一復興事業部長 ただいま一括上程されました11議案について御説明申し上げます。 本11議案につきましては、復興公営住宅の整備に当たり、公募型買取市営住宅制度及び要請型買取市営住宅制度により建設した復興公営住宅を完成後に買い取りすることについて、市議会の議決を得たく御提案申し上げるものであります。 それでは、表紙番号1の34ページから55ページまでをごらん願います。第33号議案から第43号議案までの財産の取得につきましては、いずれも取得方法は売買によるものでございます。 初めに、第33号議案、第34号議案、第36号議案、第38号議案及び第39号議案の財産の取得の相手方につきましては、大和ハウス工業株式会社、支配人、岡田恵吾であります。34ページから35ページまでの第33号議案につきましては、(仮称)石巻市営旭町復興住宅の建物で、所在地につきましては議案に添付しております図面のとおりであり、鉄骨造3階建て、共同住宅1棟11戸であります。延べ床面積は768.21平方メートルであり、住宅附属施設を含め、本年11月の完成を予定しており、取得価格は3億1,007万6,000円であります。 36ページから37ページまでの第34号議案につきましては、(仮称)石巻市営大橋復興住宅の建物で、所在地につきましては議案に添付しております図面のとおりであり、鉄骨造3階建て、共同住宅1棟11戸であります。延べ床面積は725.97平方メートルであり、住宅附属施設を含め、来年1月の完成を予定しており、取得価格は3億2,070万6,000円であります。 40ページから41ページまでの第36号議案につきましては、(仮称)石巻市営新橋復興住宅の建物で、所在地につきましては議案に添付しております図面のとおりであり、鉄骨造3階建て、共同住宅1棟11戸であります。延べ床面積は791.23平方メートルであり、住宅附属施設を含め、来年1月の完成を予定しており、取得価格は3億1,546万8,000円であります。 44ページから45ページまでの第38号議案につきましては、(仮称)石巻市営下中埣復興住宅の建物で、所在地につきましては議案に添付しております図面のとおりであり、鉄骨造3階建て、共同住宅1棟14戸であります。延べ床面積は992.34平方メートルであり、住宅附属施設を含め、来年1月の完成を予定しており、取得価格は3億9,501万円であります。 46ページから47ページまでの第39号議案につきましては、(仮称)石巻市営中埣復興住宅の建物で、所在地につきましては議案に添付しております図面のとおりであり、鉄骨造3階建て、共同住宅1棟20戸であります。延べ床面積は1,300.75平方メートルであり、住宅附属施設を含め、来年1月の完成を予定しており、取得価格は5億4,496万8,000円円であります。 次に、第35号議案、第37号議案及び第40号議案の財産の取得の相手方につきましては、積水ハウス株式会社仙台シャーメゾン支店、支店長、川村英史であります。38ページから39ページまでの第35号議案につきましては、(仮称)石巻市営水明北第二復興住宅の建物で、所在地につきましては議案に添付しております図面のとおりであり、鉄骨造2階建て、共同住宅1棟10戸であります。延べ床面積は631.49平方メートルであり、住宅附属施設を含め、来年1月の完成を予定しており、取得価格は1億6,772万4,000円であります。 42ページから43ページまでの第37号議案につきましては、(仮称)石巻市営丸井戸復興住宅の建物で、所在地につきましては議案に添付しております図面のとおりであり、鉄骨造3階建て、共同住宅1棟35戸であります。延べ床面積は2,403.6平方メートルであり、住宅附属施設を含め、本年11月の完成を予定しており、取得価格は7億5,708万円であります。 48ページから49ページまでの第40号議案につきましては、(仮称)石巻市営上中埣復興住宅の建物で、所在地につきましては議案に添付しております図面のとおりであり、鉄骨造3階建て、共同住宅1棟29戸であります。延べ床面積は2,055.1平方メートルであり、住宅附属施設を含め、本年11月の完成を予定しており、取得価格は6億4,638万円であります。 次に、第41号議案、第42号議案及び第43号議案の財産の取得の相手方につきましては、石巻地元工務店協同組合、代表理事組合長、日野節夫であります。50ページから51ページまでの第41号議案につきましては、(仮称)石巻市営二子復興住宅(その1)の建物で、所在地につきましては議案に添付しております図面のとおりであり、木造平家の戸建て住宅75戸であります。延べ床面積は4,608.26平方メートルであり、本年12月の完成を予定しており、取得価格は13億8,942万円であります。 52ページから53ページまでの第42号議案につきましては、(仮称)石巻市営大室復興住宅の建物で、所在地につきましては議案に添付しております図面のとおりであり、木造平家の戸建て住宅3戸であります。延べ床面積は186.3平方メートルであり、本年8月の完成を予定しております。取得価格は6,123万6,000円であります。 54ページから55ページまでの第43号議案につきましては、(仮称)石巻市営小泊復興住宅の建物で、所在地につきましては議案に添付しております図面のとおりであり、木造平家の戸建て住宅5戸であります。延べ床面積は317.12平方メートルで、本年8月の完成を予定しており、取得価格は1億216万8,000円であります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。1番。 ◆1番(黒須光男議員) これもまた復興事業における新たな疑念というふうなことで、私は一般質問も出しておりまして、特にこの復興住宅の中でのからくり、大和ハウスと積水ハウス、この両社がほとんど受注しているのです。この受注に当たって、S県議会議員とG市議会議員が関与しているといううわさが方々で出ているのです。近江復興事業部長と出ているのです。これもやっぱり方々で聞くものですから、これは。1つや2つではないのです。ここもS県議会議員だとか聞くのです。この間、私の兄貴のうちの隣もそういう業者が来まして、S県議会議員に世話になった、その業者が言っているというのです。紹介されてちゃんとやっているのです。ですから、大和ハウスと積水ハウス、この両社が今までとった件数と数字、お出しいただけませんか。 ◎近江恵一復興事業部長 ただいま資料を取り寄せますので、少々時間をいただきたいと思います。 ○議長(丹野清議員) それでは、このままお待ちください。 ◎近江恵一復興事業部長 お答えいたします。 大和ハウスがこれまで請け負った戸数801戸、金額といたしまして204億9,900万円、積水ハウスにつきましては175戸、28億8,000万円。 ◆1番(黒須光男議員) 大和ハウス、204億円です。この大半が、地権者と大和ハウスがここをとりたいということで市役所に申し込みますよね。だから、随意契約なのです、全部。やっぱり市役所の一押し、政治家の一押しがあると全部とれる仕組みなのです。そうなのです。さっき阿部正敏議員、それ電気屋より建設のほうがいいのではないかともちろん冗談で言いましたけれども、そういうことなのです。随意契約なのです、皆。これは、やっぱり大変なあれだな。そして、この業者がS県議会議員に紹介されたとかG市議会議員に世話になったとかと言って歩いているのだ、直接。だからとれたのだと。そういうことなのです。今後どうするのですか、こういう声がうんと日増しに多くなってきて、ちょっとどういう対応するのか、これをお答えください。 また、日本製紙石巻テクノ株式会社、これが請け負った工事は3LDKでつくっておきながら、いつの間にか2LDKになって1部屋隠していたというのです。多分借りる人がいないから、途中で完成間際に1つの部屋を隠した、そういう訴えがあったものですから、この間現場を見に行った。そうしたら、出てきたのです、そういうのが。釜で。5階建て、5階とも全部隠しているのだ、その1部屋を。あなたたちは、国からとか県から了解を得たということなのですが、これはだめです、こんなこと。完全に業者との癒着が見られますし、もうけらせているだもの。1部屋、無駄な部屋というか、つくって隠してしまった。外からも見えないようにごまかしている、目隠ししている。写真撮ってきましたけれども、これ。これ会計検査だの本当にやったら、厳密に言ったらだめです、これは。ですから、今市役所内、何とか直してくださいと私に役所の職員、みんな電話をよこすから。こういうふうな悪いことばかりしているから、上層部が。懲らしめてくださいと言うのだもの。隠して、そういうふうなことばかりしているから。まさか3LDKを2LDKに隠すわけないでしょうと、行ったら1部屋隠されていたのです、5つとも。これがもっとあるのではないか。日本製紙石巻テクノ株式会社だけなのですか、これは。ほかのところも出てきているのですか。この2点お答えください。 ◎近江恵一復興事業部長 お答えいたします。 まず1点目のうわさに対する対処というところでございますが、うわさというところについての対処というのはなかなか難しいものがあります。それにつけても我々については、今回民間の買い取り制度というものを庁内の委員会を通じて適正にやっていますので、その辺については実際事実があった場合については対処しますけれども、現時点については難しいということで御理解をいただきたい。 日本製紙石巻テクノ株式会社というところでございますが、今回議員御指摘の3LDKを2LDKに変えたというところについては事実でございます。これについては、直接市が発注した大街道の建物でございまして、発注した時点における3LDKの需要というのは確認して発注してございましたが、経過の中で、次に需要と供給の事前登録の検証したところ、辞退される方とか、または取り消しされる方が多くて、その際3LDKが多かったということで、このままこの数を建設したのでは3LDKが余るというふうな判断をして、その際、躯体等がほぼほぼでき上がる、近い状況にございましたので、本体を変えずに内装という形で変えたいと、そして2LDK需要者に対して対応したいというふうなことで、東北地方整備局、また復興庁とも協議をさせていただいて、軽微な変更で対応できますというふうな御回答をいただいた上で我々やりました。そして、市直接の発注でございますので、発注元にお願いした建設部との協議、また上層部につきましては副市長と相談いたしまして、こういう対応をしたいと、2LDKに移行したいということをお話しした上で、適正な設計変更を行った上でやっているということで、今回対応した住宅につきましては、大街道にあります新館の復興住宅と三ツ股の住宅で、以上8戸について3LDKから2LDKに変更したというものでございます。 ◆1番(黒須光男議員) 復興事業部長は、いつも簡単に言うのだな。浅野マンションも当たり前のことだというようなことを言っていました。今回も当たり前のことを言っています。これ、尾を引きますから。私、しっかり調べますから、これ。全部うみを出しますから。誰の県議会議員の紹介だか、誰の市議会議員の紹介だか、しっかり出しますから。皆わかっていますから、私。みんな言っているのだ、業界で。あいつらばかりいいことしているのだと、あそこに頭下げないと通られないのだというふうな話です。これやりますから。浅野マンションと同じようなことが出てきますから。 だから、今答弁も聞いていますと、復興事業部長、一言やっぱり謝罪の言葉があっていいのです。そうなったのだけれども、3LDKから変えるのだけれども、大変我々の計画がずさんだったとか、皆さんに御迷惑かけたとか、そういうものなくて淡々と、あなたいつでも当たり前だというふうなことを言うのです。浅野マンションが当たり前でなくなりますから。大変なことなのですから。これもなります。だって、かなりの裏金が流れていると思います、200億円ですから。あと28億円と。これは、黙って入札しないでどんどんととるのだもの。これは、今回の見てみなさい、第33号議案の3億1,000万円、これも大和ハウス、これは801棟に入っているのかな。入っていないのでしょう。それは、また後で、答弁してしまうとだめですから。あと第34号議案は、これも大和ハウスです。3億2,000万円。第35号議案、1億6,000万円、積水ハウス。第36号議案、3億1,000万円、大和ハウス。第37号議案、7億5,000万円、これも積水ハウス。これは、丸井戸だな、俺の兄貴の隣の土地だ。ここに行ったら県議会議員に世話になったと来ているのだ。あと中埣の復興住宅、これも大和ハウスです。だから、ある県議会議員、うち建てていますけれども、積水ハウスで建てるとうわさが出たから、騒いだら別なところに頼んだようだけれども、ことごとくそんな調子です。ねえ、近江復興事業部長。あなたしっかりしなさい。いつもあなたは、ごちゃごちゃ、ごちゃごちゃうそばかり書いてきたのですから。だから、写真があるとかないとかともめてもめて、最後、とどのつまり大変なことになってしまうのです。近々ですから、これは。こじあけられますから。ですから、これも大和ハウス、204億円の中に今回のやつも受注分で入ったのかどうか、これ多分入っていないと思うのだけれども、入るとなれば、また何十億円と足されるわけでしょう。ですから、こういうことではならないと思うのです。しかも、地元工務店、半島方面の金額の少ないのばかりやらせて。3億円ぐらいとかとジョイントをやらせるとか、もっと地元に付加価値をつけて金を落とさなければならないのです。それ言っても、あなたは何ぼも言っても聞かない。S県議会議員とG市議会議員の言うことしか聞かないではないか、あなた。これは、時間が来れば選挙も終わりますから。もう少しで、1カ月半もあると終わるのだから。暴かれますよ、これ。全部調べますから、私も。ですから、かかるそういう状況を踏まえながら、今回の積水ハウスと大和ハウスの建設には反対だ。そういうふうに思います。いかがですか。それは、反対されてもいたし方ないのではないですか。どう思いますか、あなた。お答えしなさい。 ◎近江恵一復興事業部長 お答えいたします。 今回の民間買い取りの提案ということで、市が公募をかけて適正な審査を受けてこの議案とさせていただいていますので、よろしくお願いいたしたいと思います。 ◆25番(髙橋栄一議員) 第41号議案石巻市営二子復興住宅(その1)の議案について伺いたいと思います。 まず、今回75戸の復興住宅の発注が議案として計上されました。ようやくここまで来たかなという思いであります。 そこで伺いたいのですが、まず3点伺います。現時点において、二子団地に何戸の復興住宅を建てる予定になっているか。これは、第1工区が75戸ですから、第2工区、第3工区の戸数をまずお知らせいただきたいと思います。 第2点目は、第1工区において今回75戸建設の議案が出されましたけれども、今回の工事は実際にいつごろから建設の工事が始まるか、その予定についてお知らせいただきたいと思います。 それから、今回の議案の中で議会運営委員会の資料によりますと、取得、完成予定、ことしの12月になっております。第1工区は、これまで3月に分譲を開始するということで伺ってきましたが、それから計算しますと足かけ約10カ月になります。第2工区、第3工区もこれぐらいの期間を考えているのかどうか、その辺についてお知らせいただきたいと思います。 ◎近江恵一復興事業部長 お答えいたします。 まず、工区別ということでの戸数につきまして、第1工区につきましては、第1工区といいますか、まず1つ目が75戸でございます。第2工区につきましては39戸、第3につきましては113戸、合計227戸を現在計画してございます。 工事着工の時期というところでございますが、防災集団、1工区目につきましては3月に宅地供給をするという、議員御指摘のとおりでございまして、着手して、恐らく3月、または4月に着工になるかと思いますが、12月の入居時期を考えているというところでございます。次に、第2工区につきましては、平成29年10月の住宅供給を予定してございまして、完成が次の年、平成30年7月の入居を予定してございます。第3工区につきましては、年度内の宅地供給になりまして、4月から着工いたしますと平成30年度の12月に完成し、1月の入居というふうな形で現在スケジュールを組んでいるところでございます。 ◆25番(髙橋栄一議員) まず、私が一番気になるのは工事期間の設定なのです。これまで市が公表してきた中では、今も御説明がありましたけれども、予定としては第2工区が10月、それから第3工区は来年の3月に分譲するという計画で来ました。つまり第1工区、第2工区、第3工区の分譲期間は、間隔は6カ月間隔なのです。今回の建設予定の工事期間が足かけ約10カ月という形になっております。私は、二子のここに入居予定の方が、ことしで震災から丸7年目を迎えようとしているわけです。そういう中で、一方では仮設住宅の集約の話も出ております。そういう話を聞くたびにうらやましい話だなという思いをしながら、これまでずっと来ました。今あそこの仮設住宅に入居しておられる方々の立場を考えれば、この10カ月の工事期間をできるだけ短縮すべきだというふうに私は思っております。 それで、基本的には分譲期間、6カ月間隔、余裕を見ても7カ月で何とか入居できるような工事の発注方法を考えるべきでないかというような思いを強く持っております。もっと具体的に言えば、これまで半島部の復興住宅の建設は石巻地元工務店協同組合が一手に請け負って、その仕事ぶりも非常に評価されてきました。しかしながら、この二子団地の数は、今説明があったように229戸、これを建てるわけです。そういった場合に、早く入りたいという仮設で待っている人に思いを寄せれば、分譲期間と同じスパンで建設も何とか考えてもらいたいなと。余裕を見ても7カ月、この中で復興住宅を2工区、3工区も建てていってほしいという思いです。そのためには優先的に石巻地元工務店協同組合が責任を持ってやれる数をまず確保していただいて、その数を超える分についてはハウスメーカーを入れるのも私はやむを得ないのかなというふうに思っております。全部石巻地元工務店協同組合で半年、あるいは7カ月の工期の中でやっていただけるというのであれば、それはそれで結構なのですが、もしそれができないということであれば、ハウスメーカーを入れるのもやむを得ないかなという感じがしておりますけれども、その辺に対する考え方を改めて伺いたいと思います。 ◎近江恵一復興事業部長 お答えいたします。 まず、石巻地元工務店協同組合との全体的な協議、協定というものがございまして、半島部につきましては石巻地元工務店協同組合の皆さんにやっていただくというところで現在進んでおります。今回、今議員の御提案がありました9カ月、これを7カ月にできないかというところでございます。今後我々といたしましては、議員と思いは同じでございます。そうした中で、石巻地元工務店協同組合がどれだけ頑張れるのかというところを確認させていただいて早期の供給に努めたいというところで、その中で考え方の一つとしてハウスメーカーの投入ということも、そういう事態になるかもしれないというところの検討はさせていただきたいというふうに考えてございます。 ◆25番(髙橋栄一議員) 仮設住宅にお住まいの方々にこれまで私が言われてきたのは、仮設住宅で死にたくないということをずっと言われてきました。しかしながら、そういうことを訴えられた何人かがもう既に亡くなって、家族の方には間に合わなくて申しわけないですという言葉を話して帰ってくるというのが現状でした。今こういうふうにして、ようやく建てられる状態になったということでありますから、何とか半年ぐらいの分譲とあわせた中で、工事期間を設定しながら復興住宅を建てていただきたいという思いでいっぱいであります。この辺について市長の考えを伺いたいと思います。 ◎亀山紘市長 お答えいたします。 二子団地については229戸の戸建ての復興公営住宅を今計画しております。戸建ての住宅については、これまでも石巻地元工務店協同組合の方々、半島部においては本当に頑張って建設を進めていただいております。二子団地につきましても今議員から御指摘のありました、何とか期間を短縮してという思いは私どもも同じでございます。石巻地元工務店協同組合の皆さんとも話し合いながら、工期の期間短縮に向けて私どもも一緒に連携して取り組んでまいりたいと考えております。石巻地元工務店協同組合の皆さんは、かなりいい戸建て住宅を建設していただいておりますので、そういう意味では満足いく住宅を建設していただけるとは思っておりますけれども、今お話しいただいた工期短縮については、やむを得ずハウスメーカーの支援をいただくこともあるかと思いますので、今後協議してまいりたいと考えております。 △発言の訂正 ◎近江恵一復興事業部長 発言の訂正をお願いいたします。先ほど第37号議案の際に、住宅の完成予定について来年11月と申し上げましたが、本年11月の誤りでありましたので、訂正のお願いとあわせましておわびを申し上げます。 ○議長(丹野清議員) ほかにありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) なければ、これをもって質疑を終結いたします。(1番黒須光男議員「反対討論」と呼ぶ)それでは、第33号議案から第43号議案について全部反対なのでしょうか。(1番黒須光男議員「41号まで」と呼ぶ)41号まで。(1番黒須光男議員「一括だから……」と呼ぶ)一括なのですけれども。一括で反対ですか。(1番黒須光男議員「個別に、41号まで聞かないと……」と呼ぶ)反対討論を聞いてから。(1番黒須光男議員「はい。いいんでしょう」と呼ぶ)黒須議員、反対討論をお願いします。   〔1番黒須光男議員登壇〕 ◆1番(黒須光男議員) 先ほども私、近江復興事業部長ともやりとりをさせていただきましたけれども、第33号議案から第41号議案までの間、ほとんどが大和ハウス、積水ハウスと、そしてしかも大和ハウスは200億円以上というふうに過度に受注が偏っていると。調べてみますと、これやり方がなかなか巧みなのです、入札の仕組みが。これは、入札するまでは地権者と業者が相当なツーカーでないとできないのです。しかも、あっせんする人がいないとできない。大和ハウスなり積水ハウスだけでできるものではないのです。情報収集、市の関係者なり、市の相当知っている人、政治家なりが入らないとできない。ですから、これには相当な政治家のS県議会議員やG市議会議員の名前が出てきているわけです、方々で。これは、百条委員会なりというようなことでやっていかないと、これはやっぱり相当な問題が生じているな、あるな。しかも、今ある議員からハウスメーカーにやらせろというような話なのです。こんなもの、ハウスメーカーではなくて地元の建設業者でいいです。わざわざハウスメーカーでなくてもいいのです。 ですから、総体的に議会の流れなんか見ますと、どうもおかしい流れをつくろうとしているなと私は思います。もう話がついているのではないですか。大型ハウスでも、農業ハウスでも課徴金を取られ、談合、これにも政治家は入っていますから、市議会議員も入っていますから。ですから、どうもそういう流れを私は危惧するところでございます。どうぞこれは即決でなく、本来からすれば委員会にかけて十分に御審議をしていただくと。私も産業建設委員会ですから、こういうものが全部飛ばされるのです、こうやって。こういうところで質疑しないとわからないのです。市議会議員を私はなめているのではないかと思います、こういうことを繰り返すのでは。 いずれにせよ、こういう重要なことを何百億円、200億円にさらに追加しての大和ハウスへの受注は十分に精査しなければならない。そのために、ぜひ即決でなく、決めるのでなく、やっぱり改めてもう一度委員会にかけて、委員会で練りに練って、現地を見たりさせていただいてやっていく。しかも、先ほど言いましたように3LDKを2LDKに変えてごまかしているのです。とんでもない話だ、これは。本当に外から見ると全部ごまかしの、化粧直ししてやっているのだから、外からわからないように。何百万円かかって、何千万円かかっていますから。それが日本製紙石巻テクノ株式会社です。ですから、ある市議会議員との癒着が叫ばれているところなのです。ですから、もう一度、市議会議員の皆さん、ここで即決しないで、やっぱり委員会にかけてみましょう。そういう提案をさせていただいて私の反対討論を終わりたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(丹野清議員) ほかに討論はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 △発言の訂正 ◎近江恵一復興事業部長 申しわけございません。二子地区の戸数について訂正をさせていただきたいと思います。1期、2期、3期の75戸、39戸、113戸はそのとおりでございますが、合計、私先ほど229戸というお話をさせていただいたところで、足し算しますと227戸でございます。大変失礼しました。私の発言を受けて市長も229戸というお話でしたが、あわせて227戸ということで御理解いただきたいと思います。よろしくお願いいたします。 ○議長(丹野清議員) それでは、これより一括採決いたします。この採決は起立により行います。本案は原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。   〔賛成者起立〕 ○議長(丹野清議員) 起立多数であります。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第32 第44号議案工事請負の契約締結について(石巻市総合運動公園整備(その5)工事) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第32第44号議案工事請負の契約締結について(石巻市総合運動公園整備(その5)工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第44号議案石巻市総合運動公園整備(その5)工事の工事請負の契約締結について御説明申し上げます。 表紙番号1の56ページをごらん願います。本案は、石巻市総合運動公園整備(その5)工事に係る工事請負契約を締結することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事に係る工事請負契約につきましては、今月1日、参加申請のありました2者による制限付き一般競争入札を行った結果、遠藤興業株式会社が5億6,886万84円で落札いたしましたので、同社代表取締役、遠藤正樹と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、南境字大埣ほか2字地内において建設しております石巻市総合運動公園に係る施設整備として、植栽工、園路舗装工、テーブル、ベンチ工、グラウンド、コート整備工等の各施設整備工事を実施するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第33 第45号議案工事請負の契約締結について(23年災長面漁港海岸保全施設災害復旧(尾崎地区)工事) △日程第34 第46号議案工事請負の契約締結について(23年災船越漁港災害復旧工事) △日程第35 第47号議案工事請負の契約締結について(23年災小淵漁港災害復旧工事) △日程第36 第48号議案工事請負の契約締結について(23年災小網倉漁港ほか災害復旧工事) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第33第45号議案工事請負の契約締結について(23年災長面漁港海岸保全施設災害復旧(尾崎地区)工事)から日程第36第48号議案工事請負の契約締結について(23年災小網倉漁港ほか災害復旧工事)まで、以上4議案を一括議題といたします。本4議案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま一括上程されました4議案について御説明申し上げます。 初めに、表紙番号1の57ページをごらん願います。第45号議案23年災長面漁港海岸保全施設災害復旧(尾崎地区)工事についてでありますが、本工事に係る工事請負契約につきましては、今月1日、参加申請のありました2者による制限付き一般競争入札を行った結果、宇佐美工業株式会社東北営業所が4億5,306万円で落札いたしましたので、同所所長、石川大と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、長面漁港尾崎地区海岸の護岸、船着き場及び樋門、復旧延長1,652メートルの復旧工事を実施するものでございます。 次に、58ページをごらん願います。第46号議案23年災船越漁港災害復旧工事についてでありますが、本工事に係る工事請負契約につきましては、今月1日、参加申請のありました2者による制限付き一般競争入札を行った結果、重吉興業株式会社が3億3,131万1,600円で落札いたしましたので、同社代表取締役、山内ひろみと工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、船越漁港の船揚げ場、復旧延長188.3メートルの復旧工事及び船越漁港海岸の防潮堤及び陸閘設備、復旧延長374.16メートルの復旧工事を実施するものでございます。 次に、59ページをごらん願います。第47号議案23年災小淵漁港災害復旧工事についてでありますが、本工事に係る工事請負契約につきましては、今月1日、参加申請のありました3者による制限付き一般競争入札を行った結果、新東総業株式会社が13億5,594万円で落札いたしましたので、同社代表取締役、新田實と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、小淵漁港の護岸、船揚げ場及び漁業道路等、復旧延長395.3メートルの復旧工事及び小淵漁港海岸の防潮堤、陸閘設備及び樋門設備、復旧延長519.7メートルの復旧工事を実施するものでございます。 次に、60ページをごらん願います。第48号議案23年災小網倉漁港ほか災害復旧工事についてでありますが、本工事に係る工事請負契約につきましては、今月1日、参加申請のありました3者による制限付き一般競争入札を行った結果、丸本組・西村組復旧・復興建設工事共同企業体が14億9,493万6,000円で落札いたしましたので、同共同企業体代表者、株式会社丸本組代表取締役、佐藤昌良と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、小網倉漁港の防波堤及び物揚げ場等、復旧延長320.4メートルの復旧工事及び小網倉漁港海岸の防潮堤等、復旧延長480.2メートルの復旧工事を実施するものでございます。また、大原漁港につきましては、防波堤、復旧延長50メートルの復旧工事を実施するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本4議案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本4議案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認めます。よって、本4議案は原案のとおり可決されました。 △日程第37 第49号議案工事請負の契約締結について(災復3809―1号釜排水路災害復旧工事) △日程第38 第50号議案工事請負の契約締結について(災復3809―2号釜排水路災害復旧工事) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第37第49号議案工事請負の契約締結について(災復3809―1号釜排水路災害復旧工事)及び日程第38第50号議案工事請負の契約締結について(災復3809―2号釜排水路災害復旧工事)、以上2議案を一括議題といたします。本2議案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま一括上程されました2議案について御説明申し上げます。 初めに、表紙番号1の61ページをごらん願います。第49号議案災復3809―1号釜排水路災害復旧工事についてでありますが、本工事に係る工事請負契約につきましては、先月11日、参加申請のありました4者による制限付き一般競争入札を行った結果、南光運輸株式会社が3億5,676万3,852円で落札いたしましたので、同社代表取締役社長、内田耕一郎と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、門脇字鷲塚ほか地内の釜排水路において、施工延長952.7メートルの開水路護岸復旧に係るブロック積み工及び起点取りつけ工等を施工するものでございます。 次に、62ページをごらん願います。第50号議案災復3809―2号釜排水路災害復旧工事についてでありますが、本工事に係る工事請負契約につきましては、先月11日、参加申請のありました3者による制限付き一般競争入札を行った結果、新東総業株式会社が3億7,738万9,551円で落札いたしましたので、同社代表取締役、新田實と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、中島町ほか地内の釜排水路において、施工延長1,223.3メートルの開水路護岸復旧に係るブロック積み工及び終点取りつけ工等を施工するものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本2議案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本2議案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認めます。よって、本2議案は原案のとおり可決されました。 △日程第39 第51号議案工事請負の契約締結について(新蛇田南地区土地区画整理事業宅地造成(その4)工事) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第39第51号議案工事請負の契約締結について(新蛇田南地区土地区画整理事業宅地造成(その4)工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第51号議案新蛇田南地区土地区画整理事業宅地造成(その4)工事の工事請負の契約締結について御説明申し上げます。 表紙番号1の63ページをごらん願います。本案は、新蛇田南地区土地区画整理事業宅地造成(その4)工事に係る工事請負契約を締結することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事に係る工事請負契約につきましては、今月1日、参加申請のありました3者による制限付き一般競争入札を行った結果、遠藤興業株式会社が2億1,440万3,760円で落札いたしましたので、同社代表取締役、遠藤正樹と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、蛇田字上前沼ほか1字地内において、震災により被災された市民の方々の移転先となる住宅団地の整備を図るため、宅地造成工、区画、特殊道路工及び公園整備工等を施工しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第40 第52号議案工事請負の契約締結について(下釜南部地区土地区画整理事業宅地造成道路築造(その2)工事) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第40第52号議案工事請負の契約締結について(下釜南部地区土地区画整理事業宅地造成道路築造(その2)工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第52号議案下釜南部地区土地区画整理事業宅地造成道路築造(その2)工事の工事請負の契約締結について御説明申し上げます。 表紙番号1の64ページを御覧願います。本案は、下釜南部地区土地区画整理事業宅地造成道路築造(その2)工事に係る工事請負契約を締結することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事に係る工事請負契約につきましては、今月1日、参加申請のありました1者による制限付き一般競争入札を行った結果、豊和建設・仙建工業特定建設工事共同企業体が10億2,492万円で落札いたしましたので、同共同企業体代表者、豊和建設株式会社代表取締役、阿部勝と工事請負契約を締結いたしたく、御提案申し上げるものでございます。 工事の概要といたしましては、大街道東二丁目ほか5字地内において9万8,500平方メートルの宅地造成工、道路築造工、上水道施設工及び汚水管渠工を施工しようとするものであります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第41 第53号議案工事請負契約の一部変更について(石巻市総合運動公園造成(その4)工事) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第41第53号議案工事請負契約の一部変更について(石巻市総合運動公園造成(その4)工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第53号議案石巻市総合運動公園造成(その4)工事の工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。 表紙番号1の65ページを御覧願います。本案は、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事は、遠藤興業・グリーンシェルター特定建設工事共同企業体が請負金額17億7,341万5,080円で施工しているところでございますが、人工芝グラウンド整備において今後の維持管理等を考慮し、人工芝の種類を見直したところ、ミスト散水が不要となることから、給水設備工を減工するものであります。 また、盛り土に使用していたもののうち撤去可能な部分について、沈下収束促進のため、追加盛り土を行う箇所への流用や、近接する河川堤防工事で発生するくぼ地解消のため盛り土を行う箇所への流用により、盛り土撤去の場外搬出量を5万1,900立方メートル減工し、4万100立方メートルとするものであります。 以上の理由により一部設計内容の変更を行いましたところ、7,727万7,240円の減額となり、契約金額を16億9,613万7,840円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第42 第54号議案工事請負契約の一部変更について(23年災荒漁港災害復旧ほか整備工事) △日程第43 第55号議案工事請負契約の一部変更について(23年災泊漁港ほか1漁港災害復旧工事) △日程第44 第56号議案工事請負契約の一部変更について(23年災給分漁港ほか海岸保全施設災害復旧工事) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第42第54号議案工事請負契約の一部変更について(23年災荒漁港災害復旧ほか整備工事)から日程第44第56号議案工事請負契約の一部変更について(23年災給分漁港ほか海岸保全施設災害復旧工事)まで、以上3議案を一括議題といたします。本3議案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま一括上程されました3議案について御説明申し上げます。 本3議案につきましては、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 初めに、表紙番号1の66ページをごらん願います。第54号議案23年災荒漁港災害復旧ほか整備工事の工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は株式会社吉田組東北支店が請負金額8億6,438万160円で施工しているところでございますが、本工事は生コンクリート仮設プラント対象工事であり、平成28年4月1日を基準日として単価が改正されたため、改定後に使用する生コンクリート分について積算単価の変更を行うものであります。 また、樋管、樋門仮設工の鋼矢板打設において、当初小さな玉石層と想定していましたが、調査の結果、粒径の大きい玉石層であることが確認され、当初設計工法であるウオータージェット併用バイブロ打設工法での施工が不可能であることが判明したため、硬質地盤クリア工法に変更するものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ1億277万4,960円の増額となり、契約金額を9億6,715万5,120円に変更しようとするものでございます。 次に、67ページをごらん願います。第55号議案23年災泊漁港ほか1漁港災害復旧工事の工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は新東総業株式会社が請負金額25億4,485万2,600円で施工しているところでございますが、請負者から工事請負契約約款第25条第6項インフレスライド条項の請求を受けたことから、物価高騰による賃金等についてスライド額を精算し変更するものであります。 また、本工事は生コンクリート仮設プラント対象工事であり、平成28年4月1日を基準日として単価が改正されたので、改定後に使用する生コンクリート分について積算単価の変更を行うものでございます。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ1億9,692万720円の増額となり、契約金額を27億4,177万3,320円に変更しようとするものでございます。 次に、68ページをごらん願います。第56号議案23年災給分漁港ほか海岸保全施設災害復旧工事の工事請負契約の一部変更についてでありますが、本工事は若築建設株式会社石巻営業所が請負金額17億1,180万円で施工しているところでございますが、本工事は生コンクリート仮設プラント対象工事であり、平成28年4月1日を基準日として単価が改正されたため、改定後に使用する生コンクリート分について積算単価の変更を行うものであります。 また、大原漁港海岸に係る水門仮設工の鋼矢板打設において、当初れき質土を想定していましたが、調査の結果、粒径の大きい玉石まじりれき層であることが確認され、当初設計工法であるウオータージェット併用バイブロ打設工法での施工が不可能であることが判明したため、硬質地盤クリア工法に変更するものであります。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ2億5,879万680円の増額となり、契約金額を19億7,059万680円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本3議案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本3議案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認めます。よって、本3議案は原案のとおり可決されました。 △日程第45 第57号議案工事請負契約の一部変更について(新蛇田南地区汚水管渠築造(その2)工事) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第45第57号議案工事請負契約の一部変更について(新蛇田南地区汚水管渠築造(その2)工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第57号議案新蛇田南地区汚水管渠築造(その2)工事の工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。 表紙番号1の69ページをごらん願います。本案は、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事は、株式会社ヤマゼン雁部組が請負金額3億847万680円で施工しているところでございますが、当初開削施工としておりました一部路線について、掘削範囲にある既存側溝の排水を確保し、また交通量が多く、通学路となっている路線の安全性を確保するため、施工延長200メートルの区間について推進工法による施工に変更するものであります。 また、路線計画を再検討した結果、施工延長を4,634.5メートルから88.1メートル増工し、4,722.6メートルに変更するものであります。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ4,560万3,000円の増額となり、契約金額を3億5,407万3,680円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第46 第58号議案工事請負契約の一部変更について(下釜第一地区土地区画整理事業汚水管渠築造工事) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第46第58号議案工事請負契約の一部変更について(下釜第一地区土地区画整理事業汚水管渠築造工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第58号議案下釜第一地区土地区画整理事業汚水管渠築造工事の工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。 表紙番号1の70ページをごらん願います。本案は、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。 本工事は、遠藤興業株式会社が請負金額2億3,857万2,000円で施工しているところでございますが、施工に当たり地権者との立ち会い結果により、汚水升設置位置の確定及び下釜第一地区土地区画整理事業の道路計画変更に伴い、汚水管路ルートを見直した結果、管路延長3,084.9メートルから679.9メートル延長し、3,764.8メートルに増工するものであります。また、これらに伴い、組立0号マンホールを10カ所追加するなどマンホール工を増工するものであります。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ3,563万280円の増額となり、契約金額を2億7,420万2,280円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第47 第59号議案工事請負契約の一部変更について(災復26―2号東3処理分区汚水管渠(2工区)災害復旧工事) ○議長(丹野清議員) 次に、日程第47第59号議案工事請負契約の一部変更について(災復26―2号東3処理分区汚水管渠(2工区)災害復旧工事)を議題といたします。本案について総務部長から説明を求めます。総務部長。 ◎和泉博章総務部長 ただいま上程されました第59号議案災復26―2号東3処理分区汚水管渠(2工区)災害復旧工事の工事請負契約の一部変更について御説明申し上げます。 表紙番号1の71ページをごらん願います。本案は、既に議決されました工事請負契約の一部を変更することについて議決を求めようとするものでございます。本工事は、株式会社ケーユーケー石巻営業所が請負金額2億9,149万812円で施工しているところでございますが、2路線の推進工法において不明支障物により推進不能となったことから、支障物確認のためボーリング調査を追加するとともに、一部路線のルート変更及び立て坑を増工するものであります。 以上の理由により、一部設計内容の変更を行いましたところ3,203万1,828円の増額となり、契約金額を3億2,352万2,640円に変更しようとするものでございます。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 △日程第48 第60号議案市道路線の認定について △日程第49 第61号議案市道路線の廃止について △日程第50 第62号議案市道路線の変更について ○議長(丹野清議員) 次に、日程第48第60号議案市道路線の認定についてから日程第50第62号議案市道路線の変更についてまで、以上3議案を一括議題といたします。本3議案について建設部長から説明を求めます。建設部長。 ◎木村芳夫建設部長 ただいま上程されました3議案について御説明申し上げます。 表紙番号1の72ページから78ページまでと各路線の位置等につきましては、表紙番号5、市道路線の認定、廃止及び変更関係資料をごらん願います。 初めに、第60号議案市道路線の認定についてでありますが、今回認定を求める路線は21路線で、延長約2,968メートルであります。内容につきましては、被災市街地復興土地区画整理事業により整備するものが8路線で、延長約529メートル、防災集団移転促進事業により整備するものが13路線で、延長約2,439メートルであります。 次に、第61号議案市道路線の廃止についてでありますが、今回廃止する路線は13路線で、延長約1,641メートルの減であります。内容につきましては、被災市街地復興土地区画整理事業に伴い、既存路線を廃止するものであります。 次に、第62号議案市道路線の変更についてでありますが、今回変更する路線は20路線で、延長約3,469メートルの減であります。内容につきましては、被災市街地復興土地区画整理事業により起点または終点を変更するものが19路線で、延長約3,430メートルの減、防災集団移転促進事業により終点を変更するものが1路線で、延長約39メートルの減であります。 以上でございます。よろしく御審議賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(丹野清議員) これより質疑に入ります。質疑はありませんか。   〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 質疑なしと認めます。お諮りいたします。本3議案は委員会付託を省略することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認め、さよう決しました。討論はなしと認め、直ちに採決いたします。本3議案は原案のとおり可決することに御異議ありませんか。   〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(丹野清議員) 御異議なしと認めます。よって、本3議案は原案のとおり可決されました。 △散会 ○議長(丹野清議員) 以上で本日の日程は全部終了いたしました。明日本会議を再開いたします。本日はこれにて散会いたします。 △午後2時32分散会...